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2022.02.13
SK Covers

SK Covers、未完成だからこそのあどけなさへ素直に応援の声を上げたくなる。 SK Coversライブレポート

 音楽事務所サンクレイド アイドル部へ所属するグループたちが集まり、毎月1回行っている無料公演。1月27日(木)に目黒鹿鳴館で行われたのが、新たにグループへ加わっためるみるくのお披露目ライブ。SK Covers・mememolic sympathy・芯辣melt・MiiS・2o Love to Sweet Bullet・君に恋をした。・めるみるくが出演したイベントライブの中から、ここではSK Coversのライブの模様をお伝えします。


SK Covers

 サンクレイドの研修生グループとして活動中の「SK Covers」。歌っているのも、サンクレイドへ所属するアイドルたちのカバー曲。

 まだまだ初々しさの残るメンバーたち。SK Coversが最初に歌ったのが、2o Love to Sweet Bulletの「ひとりじめしたい」。軽快に弾ける楽曲に乗せ、3人は愛らしさを振りまきながら歌い踊りだす。研修生とはいえ、メンバーどうしの息があっているからだろう。しっかりと見せるパフォーマンスを示していた。

  続く、君に恋をした。の「Shining Story☆☆」でも、3人は愛らしさを振りまきながら、舞台の上からキラキラとした眩しい輝きを降り注いできた。もちろん、本家と比べたらレベルの差は見えてしまう。でも、舞台の上で輝きたい気持ちは彼女たちも同じ。その輝きを求める一生懸命さと、未完成だからこそのあどけなさへ、素直に応援の声を上げたくなる。

 後半のライブは、パワフルな楽曲を連打。身体中から漲るパワーを思いきりぶちまけるように、MiiSの「i.」を歌唱。この曲では2人のみのパフォーマンスだったが、2人とも気持ちに熱く滾る思いを抱いていたからか、力強く躍動したダンスや歌声を披露。途中、大きく拳を振り上げ、観客たちを煽る場面も登場。その迫力と気迫、しっかり受け取った。

  最後にSK Coversはふたたび3人体制へ戻り、最後にエモらびの「キズ」を熱唱。楽曲自体がバーストしたパワーナンバーという理由もあるが、メンバーらは楽曲の持つエナジーに気持ちを重ね合わせ、沸き立つ熱情を思いきりぶつけていった。そこへ、元エモらびの病暗やみ、竜胆ゆりかの2人が乱入。デスボで煽りまくる2人の歌声やパフォーマンスも凄まじい。

この日のライブは、今後のSK Coversの一つの分岐点にもなっていた。むしろ、ここにどんな逸材が加わり、どのグループへ編入してゆくのか、その成長過程をSK Coversでは楽しみたい。   


TEXT:長澤智典


LIVE


セットリスト
「ひとりじめしたい」
「Shining Story☆☆」
「i.」
「キズ」


SK Covers
https://twitter.com/SKCovers_

サンクレイド・アイドル
https://twitter.com/sunkrad_idol


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