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2020.12.29
Jewel☆Rouge

Jewel☆Rouge、3周年単独公演で嬉しいサプライズ!!~新メンバー候補生2人が登場し、6人にパワーアップ!!~

活動から3年の時を経過。情熱あふれるアイドルユニットとして活動を続けてきたJewel☆Rougeが、12月20日(日)に浅草花劇場を舞台に3周年を祝う単独公演「Jewel☆Rouge 3rd Anniversary-Imperial Red-」を行なった。嬉しいサプライズもあった当日の模様を、ここに紹介したい。

 

るーじゅ

 

点滅する真っ赤なライトと真紅のサイリウムの光が会場中を包み込む。凛々しい表情のもと舞台へ姿を現したのは、新衣装姿のメンバーたち。華やかな気持ちでここから軽やかに飛び立とうと、新曲の「ヘブンズアンセム」を歌い、ライブは幕開けた。天使となり舞台へ降り立った4人は、胸の内から沸き上がる想いを、会場中を埋めつくした真っ赤な輝きに向かって伝えてゆく。胸に抱いた熱情を、彼女たちは想いのボリュームを少しずつ上げながら、観客たちへ投げかけるように歌っていた。楽曲が進むにつれ何時しか歌声が熱を帯びていたのも、4人の気持ちが昂りだしていたからだ。

 

 いきなり新曲を歌いファンたちを嬉しく裏切ってゆくところが、経験を重ねた自分たちの成長ぶりをお披露目する3周年公演らしいサプライズ。その流れを受けて歌ったのが、Jewel☆Rouge初めてのオリジナル曲「想い出のルージュ」。ピュアな乙女となった4人は、清楚で真っ直ぐな想いを歌声に乗せ、届けてきた。たとえ3年という経験を重ねようと、彼女たちの清楚な輝きは今も色褪せてない。その姿を、始まりの歌を通すことで、彼女たちは満員のファンたちへ示してくれた。

 

メンバー一人一人が歌を回しながら想いを綴り始めたのが、「いつかのストラグル」。乙女の秘めた想いを真っ直ぐに、でも心乱れる様も見せながら、彼女たちは惑いと憧れ二つの気持ちを伝えてきた。「ストラグル」と繰り返す言葉が回数を増すごとに強さを抱くのも、戸惑いながらも想いが募りだしていた証拠。切なさも覚える4人の歌声が胸を疼かせる。

 

「スターマイン」の登場に、フロア中の人たちの気持ちの熱も膨らみだす。舞台上の4人は、少しずつ躍動してゆく楽曲へ、募る愛おしい想いを重ねるように歌っていた。胸に抱いた、いたたまれない心の様を零すように歌う姿へ、そっと手を伸ばして抱き締めてあげたい気持ちになっていたのも、彼女たちの淡い切ない想いに同調していたからだ。

 

全身へ光を浴びるような感覚へ一瞬にして染め上げながら、楽曲は駆けだした。ここからふたたび夢に向かって突き進もう、自分たちだけの夢への道を築こうと仲間たちへ呼びかけながら、4人は強い意志を胸に「黎明solidarty」を歌っていた。気持ちが沸き立つたびに4人の歌声も熱を帯びてゆく。熱意あふれる歌声に触れていたら、一緒にその情熱を受け止めたくなっていた。彼女たちと一緒に、夢見た場所を見てみたい。彼女たちの情熱的な歌声が、心をそう染めていった。

 

るーじゅ

 

新衣装について、メンバーたちがMCで「可愛い曲も恰好曲も似合う衣装」と語っていた。その言葉を証明するように、次のブロックでは、Jewel☆Rougeの中の格好いい面を示す「RUBY」からスタート。4人は目力を強めた凛々しい表情で、胸の内から沸き上がる情熱を歌声やパフォーマンスへ投影してゆく。強い女性の姿を記した楽曲だからこそ、彼女たちも心のモードを強く染め、エレガントな中へ挑発するような動きも加えながら観客たちを攻めるように歌っていた。その情熱的な姿が魅惑な輝きを放っていた。

 

「愛してるの」「愛してるよ」「ほんとかな」と甘くセクシーに挑発するように、4人は大人の色気も醸しながら「私なりの恋愛至上主義」を歌いだす。一つ一つの動きに、その歌声に、挑発するような淫らさと、対極にあるエレガントさをミックス。淫らというよりは、清楚と思っていた女性がいきなり地雷な姿を見せたような、そのドキッとする感覚にずっと視線が、心が奪われていた。

 

るーじゅ

 

続く「Platonic」で4人は、ラウドな楽曲に乗せ挑発するような歌声を突きつけ、観ている人たちを熱く刺激してゆく。激しい中にも可憐さを抱いているように、華激という言葉が似合う様で挑発してゆくところがJewel☆Rougeらしいところ。躍動する激しい曲に乗せ4人は躍動したパフォーマンスを描きながら、ときには観客たちを煽る様も見せつつ、今の自分たちの生きるうえでの強い意志を「Plaotnic」を通して高らかに示していった。

 

華やかな。でも、胸を妖しく騒がせる「嘘つきアンスリウム」の登場だ。チャーミングな小悪魔モードに変貌した4人は、セクシーなダンスや相手を挑発するような素振りも見せながら観客たちを誘いかける。ちょっと背伸びしたような妖艶さを出しているところが、可愛さを強めた色気も持つJewel☆Rougeらしい面。彼女たちに気持ちを熱く挑発された観客たちが、舞台へ向け熱い手拍子を送る場面がいくつもあったように、何時しかみんな小悪魔な彼女たちにメロメロに落とされていたようだ。

 

これまでの格好よくエモいJewel☆Rougeから一変。「ここからはプリティなJewel☆Rougeを見せます」の言葉通り、Jewel☆Rougeは「エース」を歌いながら、チャーミングでプリティな姿を振りまきだす。夢に向かって真っ直ぐに進む気持ちを飾らずに投影した歌詞も、可愛いモードのJewel☆Rougeにとても似合う。4人は胸膨らむ気持ちを振りまくように歌っていた。彼女たちの姿に触れていると、胸がどきとき弾みだし、無性に楽しさが沸き上がる。

光輝くマーチングナンバー「行くぞ革命girl」に乗せ、満面の笑顔と最高のワクワクを胸に行進だ。舞台の上で無邪気にはしゃぐ彼女たちに触れているうち、Jewel☆Rougeと一緒に可愛い革命を起こしたくなる。そんな気持ちへ、彼女たちが愛らしい歌声で引き込んでいった。「君が君が大好きで」と真っ直ぐな気持ちのまま歌われちゃ、一発でハートをズキュンと射抜かれてしまうのも当然だ。

 

気持ちを熱く掻き立てる新曲の「ダイキライレンズ」を、4人は胸張り裂けそうな想いを眩しい笑顔に変えてぶつけてきた。可愛らしく装いながらも、4人の歌声には強い意志や想いが詰め込まれている。愛しい想いを、意外と大胆に伝えてゆくところが、可愛いのに強気で大胆不敵な乙女のよう。熱情した想いで「君が好き」と伝えられると、その言葉を受け止めた僕らの気持ちだって張り裂けそうになる。互いに高まりあう胸の内をライブの中でやりとりしていけるって、素敵じゃない。

 

ライブも終盤へ。情熱の炎を最大限に燃やし尽くせと煽るように、Jewel☆Rougeは凛々しい歌声と躍動したパフォーマンスを魅力に「Royal Red Queen」を歌いだす。沸き立つ想いのままに熱唱してゆく姿がとても凛々しいあまり、その姿に強く強く惹かれてゆく。魂の奥底で燃え盛る熱情を、彼女たちは情熱的な姿のままにぶつけ続ける。攻撃的な楽曲の上で、彼女たちも気持ちを熱く高ぶらせ大胆にせまる。その熱に触発されたのか、フロア中に真っ赤なサイリウムの光が揺れていた。

るーじゅ

最後にJewel☆Rougeは「Shooting Star」をプレゼント。ここで新メンバー候補生の橋本りんと芹野梓桜が加わり、一気に6人編成へ。力強さの中へさらに華やかさを増したJewel☆Rougeは、可愛く、でも挑発するように力強く歌っていた。その気迫に刺激を受け、フロア中でも数多くの赤い光が大きく揺らめいていた。いきなり登場した新生Jewel☆Rouge、その迫力に熱く煽られた気分だった。歌詞に気持ちを重ね合わせながら歌うメンバーたち。6人は無限のパワーを手に入れ、ここから未来へ向かって、自分たらをさらに輝かせるために突き進む。その宣言を最後にもらえたことが嬉しかった。

 

アンコールは、ふたたび4人編成となり、新曲を立て続けに披露。気持ちをガンガン熱くするパワーポップチューン「ダイキライレンズ」を通し、4人は観客たちを可愛く挑発。パワー全開で明るく弾けたその姿や楽曲は、ライブを観ている人たちに元気を降り注ぐ熱狂ナンバーになりそうだ。すでにフロアからは、想いを捧げるように無数の真っ赤なサイリウムの波が生まれていた。歌詞じゃないが、「胸がはりさけそう」な嬉しきときめきとパワーを注いでゆく楽曲だ。

 

続く「ヘブンズアンセム」でも、開放的で爽やかな楽曲へ気持ちを寄り添えるように、数多くのサイリウムの光が、メンバーの動きをなぞるようフロア中に揺れていた。新曲たちを通し、情熱と爽快2つの異なる表情を見せてくれたJewel☆Rouge。この曲たちが、これからどんな風にライブの中で成長してゆくのか楽しみだ。

 

やまない熱い手拍子に導かれ、メンバーたちが舞台へ。Jewel☆Rougeは最後の最後に、ふたたび6人編成できらきら輝く美しく可憐な姿を見せながら、「君と僕のJewel」を爽やかに届けてくれた。チャーミングな仕種や無邪気で無敵な笑顔を振りまき歌う彼女たち。その美しい笑顔と夢追いかける気持ちに触れながら、4年目のJewel☆Rougeがどんな風に輝きを増してゆくのか楽しみになっていた。

 

るーじゅ

                                          

2名の新メンバー候補生も加え、パワーアップしたJewel☆Rouge。4年目の彼女たち、さらに情熱的な姿を示してくれそうで楽しみだ。

 

取材・文:長澤智典 
写真:Tam

 

<セットリスト>

「ヘブンズアンセム」
「想い出のルージュ」
「いつかのストラグル」
「スターマイン」
「黎明solidarty」
「RUBY」
「私なりの恋愛至上主義」
「Platnic」
「嘘つきアンスリウム」
「エース」
「行くぞ革命girl」
「ダイキライレンズ」
「Royal Red Queen」
「Shooting Star」

-ENCORE.1-
「ダイキライレンズ」
「イベンズアンセム」

-ENCORE.2-
「君と僕のJewel」

 

<インフォメーション>

2020年12月31日(木)
『ArcJewelカウントダウンライブ2020→2021』
第1部:開場11:00、開演11:30 出演:Ange☆Reve、Jewel☆Rouge
会場:東京キネマ倶楽部

料金:各部
ArcJewel Mobile(FC先行:抽選)
 ・優先入場チケット 5,000円(30枚限定)
 ・通常チケット 2,500円
ArcJewel Ticket(一般:先着) 3,000円
当日券 3,500円
※先行・前売チケットが完売の場合は当日券販売はございません。
※別途ドリンク代
詳しくは
https://ameblo.jp/jewelrouge-aj/entry-12640977796.html


2021年1月10日(日)
ArcJewel New Year LIVE 2021
時間:open12:45、start13:30
会場:新木場STUDIO COAST
出演:愛乙女☆DOLL、Luce Twinkle Wink☆、Ange☆Reve、Jewel☆Neige、Jewel☆Rouge、Jewel☆Ciel、ArcJewel HOKKAIDO
チケット:VIPチケット 7,000円、一般通常チケット3,500円
詳しくは
https://ameblo.jp/jewelrouge-aj/entry-12642819550.html

 


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