FEATURE

2020.09.30
東京パフォーマンスドール

東京パフォーマンスドールが届けた熱狂のノンストップライブ!!

 9月17日、東京パフォーマンスドールが「東京パフォーマンスドール ダンスサミット2020〜NO LIVE,NO TPD.〜Ver.2.0」と題し、第2回目となる無観客配信ライブを行った。ノンストップで歌とダンスをお届したこの日の模様を、ここに紹介しよう。

TPD

 ファンキーかつダンサブルなSEが流れだすと同時に、カラフルなスポットが暗い空間に多彩な色を射してゆく。華やかな楽曲に導かれステージにメンバーが登場。ライブは気持ちを馳せるように「eyes」からスタート。胸を騒がせる楽曲が、気持ちをショート寸前の興奮へ導いてゆく。セクシーに、でも華やかなステージングで、観ている人たちの距離をジリジリと詰めてゆく彼女たち。昂った気持ちをさらにアゲるように挑発する6人の姿が、とても眩しい!! 

 勢いを加速させるように飛びだしたのが、「BRAND NEW STORY」だ。観ている人たちの心に、視線へ、きらめく光を降り注ぐように、彼女たちは満面の笑顔で歌を届けてきた。その眩しい笑顔は、どんな宝石にさえ負けない輝きを放っていた。心弾む楽曲に触れ、気持ちも踊りだす。身体中へ射し込む歌の光に触発され、何時しか心は晴れた表情にどんどん変化していた。
 
 「いえー!」の声を合図に、楽曲は「Collection」へ。メンバーが次々とマイクをリレーしながら、ガールズトークを楽しむように早口で歌をまくしたてる。6人は、週末になると輝きを取り戻すHappy Girlたちに変貌。彼女たちがテンションを上げながら、心許せる仲間たちと気ままにパーティを楽しむ様へ触れていると、見ている側のテンションも一緒にHappyに上がり出す。軽やかに、弾むように歌いながら、今、この瞬間を謳歌してゆくことの喜びや大切さを伝えてゆく彼女たち。テンション高く、華やかに、自由奔放に歌い踊る姿はとてもキラキラ光っていた。

  四つ打ちのダンスビートに乗せ、ウィスパーな歌声でささやくように歌が始まる。そこへメンバーたちの歌声が重なるごとに、楽曲は一気に熱を増してゆく。熱を秘めたクールさと言えば良いだろうか。アタックの強いダンスビートに乗せ歌った「Counting the Seconds」を通し、彼女たちは熱を抱きながらも、クールで妖しい眼差しも送りつつ、観ている人たちをセクシーに挑発してきた。その姿に、何時しか視線が強く惹かれていた。力強く躍動的なダンスパフォーマンスも、目を引く魅力だ。

 「Ride on,Ride on! Galaxy!」と歌う彼女たちの声に気持ちが揺さぶられた。「Starship Flight」で6人は、観ている人たちを華やかな銀河空間で繰り広げられるパーティへ導き出す。彼女たちが笑顔ではしゃぐ姿を見ていたら身体が自然に揺れだし、一緒にステップを踏みながら踊りたい気持ちが心を支配していた。彼女たちのチャーミングなステージングも、観ていて目を惹く要素だ。 

  テンションを上げたまま、楽曲は「Lovely Lovely」へ。銀河を舞台にしたパーティはまだまだ続く。チャーミングな振りや、愛らしいカメラ目線に触れ、心がドキドキ騒ぎだす。ときに挑発するような仕種も見せながら、彼女たちは恋する女性の胸の内を、甘い恋の物語を語るよう歌やステージングの中に描き出してゆく。そして…。

 優しくて、でも解放感を持った華やかなダンスチューン「Shapeless」の登場だ。「本当の"好き"ってなんだろう」と、「アイ」の言葉の意味を問いただすよう、彼女たちは恋した女性の胸の内を零すように歌いだす。サビで確かな想いを胸に彼女たちが歌うからこそ、そこへ至るまでの心の成長を描いた想いにドラマを覚えていた。

 

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  ここからは各メンバーのコーナーへ。最初に登場したのが、上西星来と脇あかりによるユニット"赤の流星"だ。艶やかな姿に着替えた2人は、セクシーに、挑発するように、高揚ナンバー「Move On」の上で、気持ちを開放するように歌唱。2人のダイナミックでセクシーなダンスを、メンバーがカメラを持って映しながら追いかける場面も登場。大人の魅力を持つ上西星来と脇あかりだからこそ、開放的な楽曲の中にも人を妖しく惹きつける魅力を見せていた。

  楽曲は、高嶋菜七のソロステージへ。彼女は、英詞ナンバー「be alright...」を、木漏れ日のような光を振りまくように歌っていた。伸びやかな歌声も魅力に、英詞曲の中へ揺れる感情の抑揚も巧みに描きながら、高嶋菜七はチャーミングな姿のもと、軽やかに歌を届けてくれた。

  水玉模様のアンブレラを差しながら姿を現し「Raining」を歌ったのが、櫻井紗季・浜崎香帆・橘二葉。白い衣装に着替えた3人は、胸の内から沸きだす想いを伝えるように歌を届けてくれた。アンブレラを手に3人が戯れるチャーミングなパフォーマンスも目を惹く要素。まるでミュージカルの一場面を観ているようなステージングだ。


 「Stay Gold」に乗せ、一人一人がモデルのような姿を示しながらステージへ。カメラ視線で愛らしく迫る姿が眩しい。挑発する姿勢のまま、楽曲は「Jumpin' Up!」へ。「Jumpin'Jumpin'Up! まだまだGrowin'Up!」と、沸き立つ気持ちをダイレクトに投影するように舞台上で思いきり弾けながら、彼女たちは「Jumpin' Up!」に乗せわちゃわちゃしたステージングを披露。光をまとった楽曲が、どんどんスケールを増してゆく。一転、BPMが一気に駆けだすのに合わせ、メンバーたちのテンションも一気に上昇。チャーミングな表情と笑顔を魅力に、サビでは一緒に弾けようと観ている人たちを誘いだす。華やかなダンスビートの上で、彼女たちはこの瞬間をもっともっと輝いて楽しんじゃえと言わんばかりに、熱く誘いをかけていた。

 「弾け飛んじゃえ!今日も有頂天」と気持ちを思いきり解き放つように歌いながら、彼女たちは「ハジケソーダ!」に乗せ弾け飛んだ楽しいステージングを描きだす。フロアに下りた彼女たちは、歌詞に合わせ色眼鏡のサングラスをしながら歌いはしゃぐなど、無人のフロアを目一杯使い、この場をパラダイスな空間に染め上げていった。途中にはアクリルパネルに次々とメンバーが交代しながらサインを書く場面も。とにかく弾けながら楽しんじゃえという姿勢で、東京パフォーマンスドールのメンバーたちは、みんなの前へパーティを届けてくれた。

 

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 「CATCH!」では椅子を使ったパフォーマンスを披露。楽曲の持つ大人の色気を持った表情に合わせ、妖艶さと、胸に秘めた情熱を燃やすように、彼女たちはセクシーなステージングを見せていた。身体は熱を求めているのに、視線は、哀切さを秘めた彼女たちの表情や歌声を惹かれるように追いかけていた。

 東京パフォーマンスドールのメンバーたちは、1曲ごとに次々と表情とドラマを変えてゆく。「逆光×礼賛」の登場に気持ちが熱く騒ぎだす。性急なダンスビートの上で、胸に秘めた想いを吐き出すように凛々しく歌う彼女たち。とても力強く躍動的なステージングだ。熱を持った楽曲とシンクロするように熱情したステージングを描く6人。その姿に胸を熱く昂らせずにいれなかった。

 「まだまだ盛り上がっていくぜー!」の煽りと「飛びだせ! 新しい時代へ 生き抜くんだ 感じるんだ 呼び覚ますんだ」の歌声に合わせ、「SURVIVAL!!」が飛びだした。「みんなで声出せー!!」の煽りを受け、画面の向こうで想いをぶつけていた人たちも多かったに違いない。6人も、一緒に新しい時代へ飛び込もうと誘うように、凛々しさと笑顔の混じる力強いステージングを描き出していった。自分たちの意志をそのまま投影した雄々しきステージングにも強く惹かれていた。
 
 色を塗り替えるように流れたのが、「Hey ,Girls!」。彼女たちと一緒に「Wow oh oh」と声を張り上げたい。楽曲と、彼女たちの笑顔で煽る姿に触発され、身体の内側から熱情した気持ちが沸き立つ。6人と一緒に笑顔で「Hey!!」「Yeah!!」と声を上げたい。「私達らしく超えてみせるよ 大丈夫!」と歌う彼女たちの言葉を信じ、一緒に今の限界を超え、その先の自分に進化したい。そんな自信を、彼女たちは楽しむというパワーを通して、観ている人たちに降り注いでくれた。

  最後に届けたのが、とても華やかなでキラキラ眩しい「RAISE YOUR HANDS」だ。胸をドキドキさせる歌系の楽曲に気持ちのチューニングを合わせ、一緒に手を高く掲げ、この楽しさを分かち合いたい。サビ歌では、軽快に飛び跳ね歌う彼女たちに合わせ、一緒に心の中で飛び跳ねていた。6人とともに、この瞬間に生まれたときめきを感じあいながら笑顔の花を咲かせたい。舞台上に咲いた6つの眩しい笑顔の花を、ずーっとずーっと笑顔で愛でていたかった。

 

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 アンコールで披露したのが、懐かしの「Glitter」。とてもポップでチャーミングなステージングを通し、彼女たちは過ぎ去ろうとしてゆく夏をぎゅっと引き寄せてきた。「走り出せ~」と歌うその声に導かれ、一緒にドキドキやワクワクが甦る。カメラ目線で挑発してゆく姿にドキッとすれば、浮輪やビーチボールなどを持ち出し、彼女たちは夏のビーチではしゃいでいる様も見せてくれた。最後に叫んだ「キュンです」の声、とてもキュンときた。

  プレミアム配信者用に披露したのが「Dreamin'」。一緒に口ずさみながら、ともにステップを踏みながらはしゃぎたい。彼女たちと一緒に大きく手を振り、この温かい気持ちを一緒に抱きしめあいたい。軽やかにステップを踏みながら、ともに夢を見ていたい。そんな気持ちに染まっていた。

  最後は「Glowing」だ。気持ちを一つに舞台上で楽しく戯れる彼女たちとこの日の楽しさを分かち合うように、心はずっとウキウキな気持ちに染まっていた。彼女たちと一緒に「Wow Wow Wow」と大きく右手を振りながら、笑顔で歌っていた。


  次は10月15日のライブで、この続きを味わおうか。プレミアムチケットを手にすると、さらにその先にも楽しみが待ってるぞ!!

 

取材・文:長澤智典

 

<セットリスト>
eyes
BRAND NEW STORY
Collection feat,☆Taku Takahashi(m-flo)
Counting the Seconds
Lovely Lovely
Shapeless
Move On
be alright…
Rainning
Stay Gold
Jumpin’ Up!
ハジケソーダ
CATCH!!
逆光×礼賛
SURVIVAL!!
Hey,Girls!
RAISE YOUR HANDS
-アンコール-
Glitter
-プレミア配信限定-
Dreamin'
Glowing

<インフォメーション>

2020年10月15日(木)

「東京パフォーマンスドール ダンスサミット2020 ~NO LIVE, NO TPD.~ Ver.3.0」

詳しい情報は、後日公式サイトなどで告知
http://tpd-web.com/


東京パフォーマンスドール30周年特設サイト
https://www.tpd30th.com

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