元モーニング娘。小川麻琴と元プロヲタクの敏腕Pへなぎによる、他では聞けないIDOBATA会議！エンタメトークやアイドルの裏話、コンサルティング業やセカンドキャリアについても語る濃厚30分！」をキャッチフレーズに、毎週月曜日の23時30分からInterFMにて放送中の「小川麻琴とへなぎのIDOBATA RADIO!!」。
　小川麻琴さんとへなぎさんが司会進行を、アシスタントをパイナップリン斎藤さんが担当。11月5日(月)放送回には、前回に引き続き、ゲストでベストアルバム「M BEST(34-40)」を手にまりえ(40)さんが登場。

　オープニングのトークへ、ゲストのまりえ(40)さんも出演。パイナップリン斎藤さんが、「歳の近いアイドルさんに出会えて嬉しい」と話しだす。その理由を熱く語るパイナップリン斎藤さんの言葉にも、ぜひ耳を傾けてほしい。小川麻琴さん、まりえ(40)さんを見て「アイドルだけど、貫祿が出てる」という発言も…。2人の話を聞きながら語ったまりえ(40)さんの、年齢にまつわる仕事時のエピソード話も、とてもユニーク。キーワードは、「レアキャラ」。その言葉にまつわる、へなぎさんとまりえ(40)さんの会話も聞きどころだ。詳しくは、番組を聞いて確かめてください。

  オンエアしたのが、ベストアルバムの「M BEST(34-40)」の中より「Existence」。この歌は「同世代に受ける曲」として制作。へなぎさん曰く「90年代のアニメンのよう」と語るこの楽曲が生まれた背景や、この曲が好きな理由をまりえ(40)さんが細かく語っていた。まりえ(40)さんの「エモい感じが欲しかった」の言葉を受け、そこから楽曲を作るうえで生まれたいろんな苦労話もへなぎさんが語ってくれた。
  小川麻琴さんとへなぎさんの誕生日が1日違い、しかも1歳違い。その話を聞いて、まりえ(40)さんが「小川さん、見た目は24歳」という言葉を振ったところから、なぜか「人生の先輩への相談」コーナーへと発展していく…が、へなぎさん、「そんなのねぇ 」と一蹴。
  小川麻琴さんが、「人生の節目や選択肢があったときに、どういう風に決めていくのか」をまりえ(40)さんに相談。その質問に、まりえ(40)さん「半年毎に占い師に相談」と語りつつ、そこから話を広げてゆく。「あまり自分を愛してないから、もっと愛してください」と占い師に言われたことを受け、まりえ(40)さん自身の感じた想いを熱く語りだす。そこから見えてくる年上の女性だからこその話。そこから出てきた本音も、ぜひ聞いてください。まりえ(40)さん、来年は「・・期」だそう。そこに便乗するへなぎさんの発言は、さすがイベンターらしさ。総括すると、「一般的な人の考えと一般論で語られることこそが大事」ということらしい。みなさん、一般人からは遠く離れた感覚や感性の人たちですからね。そのうえで、 身近な人からのアドバイスについて思い感じることや経験について、小川麻琴さんが語っていた。小川麻琴さん、みんなが通る経験を通り越して今を築いてきた人だけに、出てきた言葉にも重みを感じます。 

　ベスト盤「M BEST(34-40)」に収録した綺星★フィオレナードのカバー曲「℃repuscolo」のオンエアを受け、トークは後半部へ。この楽曲を収録した経緯についても、ここでは語っていた。 まりえ(40)さんからは、「一人で歌うことを想定してないから、歌うのがめっちゃ難しかった」の言葉も語られていた。 
  人生相談のコーナーでは、13年来の付き合いのへなぎさんが「昔と今の僕の変わったところはどこか」を質問。「根本は変わってないけど、昔はめっちゃ人との壁を作ってた。でも、今は丸くなった」とまりえ(40)さんが発言。「いまだに尊敬できない人には頭を下げられない」「あいつ無理だなと思う人は絶対に無理」「そいつとは仕事をしない」「そこから広がるものに存在意義を持たない」など、そこからへなぎさんなりの持論が繰り広げられてゆく。「自分が好き。自分のことが好きで足りてる」の言葉も納得だ。
  まりえ(40)さん、「前は考えずに石を投げてたけど、今は考えて石を投げてる」と、へなぎさんに向けてふたたび発言。そのうえで、打率の高い成功の分析理論を熱く語るへなぎさん。そこは、プロデューサーらしい発言だ。自分を冷静に分析しながら仕事をしていること。120%の力を出すとまわりがついてこれないことについて語るなど、限界知らずで活動していた頃の熱く濃いへなぎさんの話は、とても参考になる。

  エンディングでは、11月6日に大阪バナナホールでまりえ(40)さんのイベントが行なわれることを告知。次週の放送は、11月8日(月・23時30分～)、どんな内容が飛びだすのか、お楽しみに。

TEXT:長澤智典