こんにちは！SUPER☆GiRLSの樋口なづなです。だいぶ暖かくなったな〜と思い、数週間前に一目惚れしたノースリーブワンピースをおろして、カーディガン片手に玄関のドアを開けました。自転車に乗ったらやっぱり少し肌寒くて、早速カーディガンの出番です。ひと足早く 今年の夏は何をしようかなと考えましたが、有観客大型フェスはまだ厳しいのでしょうか……。会場に向かうだけで体が汗ばんできて、既に気持ちが最高潮を超えている皆さんはシャワーを浴びたかのようで(笑)、そんな事を考えている間にライブ後には私もシャワーを浴びたようで。そんな夢のような時間を、まだひと夏しか過ごした事がないので あれは幻想か？とたまに自分に問います。

今だからこそ夏が待ち遠しいですが、アイドルではない時間の私は 夏が苦手です。代謝が良いのですぐにメイクも髪も崩れてしまうし、肌はじりじり焼けて痛くなるし、いい事なんて殆どありません。数少ない良い事と言えば、My Birthday。幼き頃のちびなづちは、地元のケーキ屋さんで 毎年ケーキを購入していました。車でお店の前まで連れて行って貰って、「自分で受け取ってきなさい」と母にお金を握らされました。小さい頃は、「お誕生日ケーキを予約した樋口です」という言葉がなぜか恥ずかしくて、母になんて言えばいいかなあ…と相談していました。「予約した者です」しかないでしょ？と母は言います。その通りです。

子供が受け取りに行くと、ケーキ屋さんの店員さんが クッキーやパウンドケーキのおまけをつけてくれました。私はそれが欲しくて 自分で取りに行く事が苦手ではありましたが、嫌ではなかったのです(笑)。クッキーはおやつの時間によく食べていましたが、パウンドケーキは出てくることがなかったので 新鮮で嬉しかった事を覚えています。なので、カレンダーを見て 心の中でお誕生日までのカウントダウンを始めると、無性にパウンドケーキが食べたくなります。この感情を皆さんに伝える事が出来るかつ、夏とパウンドケーキを結びつけるものを作りたい…と考え、夏っぽいフルーツを使って記憶の景色と感情を作ってみました。

パイナップルパウンドケーキです。パイナップルは、シロップ漬けの 細かく刻まれたものを購入したので 凄く簡単に出来ました！(ジャムで代用しているレシピも見つけました。簡単なので皆様も是非。) 焼きあがったら、表面にアンビバージュを染み込ませるのですが、これが私の大好きな作業です。ただでさえ美味しそうな香りと焼き色に、きらきらをプラスするようなイメージで 胸が高鳴ります。

最後まで読んで下さりありがとうございました！皆さんと過ごした素敵な夏を蘇らせて、今をぐっと堪え、また記憶を上書き出来ることを願っています。