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2023.09.12
d-girls/杉本よしみ

『into you』は『名探偵コナン』の主題歌になったら似合いそう」と思ったくらいの出来になりました。 d-girlsインタビュー 杉本よしみ編

 先日、ユーロビートを軸に据えた4曲の新曲を、4枚の8cmCDシングルにして同時リリースしたd-girls。4枚中、3枚のシングルのC/Wでは、それぞれ小粒・鈴原優美・喜屋武里奈をゲスト・ヴォーカリストに迎え、d-girlsとコラボレートをしている。先に、CD盤の詳細をお伝えしたい。


JKT
■商品: into you
アーティスト: d-girls feat.小粒
品番: FDCD-0022
価格: ¥1,100円(税込)
収録楽曲: 
into you
moment

■Youtube: into you
https://www.youtube.com/watch?v=Ix0aJOOEUGo



JKT
■商品: solo flight
アーティスト: d-girls feat.鈴原優美
品番: FDCD-0023
価格: ¥1,100円(税込)
収録楽曲:
solo flight
brave heart

■Youtube: isolo flight
https://www.youtube.com/watch?v=M2obGw8FiZw



JKT
■商品: Snipe
アーティスト: d-girls feat.喜屋武里奈
品番: FDCD-0024
価格: ¥1,100円(税込)
収録楽曲: 
Snipe
with smile

■Youtube: iSnipe
https://www.youtube.com/watch?v=P1llPxZsZpI



JKT
■商品: midnight blue
アーティスト: d-girls
品番: FDCD-0025
価格: ¥1,100円(税込)
収録楽曲: 
midnight blue
STAR☆JET 

■Youtube: imidnight blue
https://www.youtube.com/watch?v=Sjdyjs24akw


■サブスク配信
into you
https://linkco.re/RZ9N70R7

solo flight
https://linkco.re/512b2HvB

Snipe
https://linkco.re/crdR8Fqx

midnight blue
https://linkco.re/f30R6TcT


  d-girlsは、10月2日に、デビュー10周年の記念も兼ねてZepp Shinjukuでワンマン公演「「d-girls 10周年記念単独公演2023@Zepp Shinjuku」」も行う。この日は、伝説のアイドルグループとして一部語り継がれているd-trance・Jelly Kissの2グループも出演する。こちらも、先に詳細を述べておきたい。


〈イベント情報〉
d-girls 10周年記念単独公演2023@Zepp Shinjuku
開催:2023年10月2日(月)
時間:開場 17:30 / 開演 19:00
会場:Zepp Shinjuku
出演:d-girls
ゲスト:d-trance,Jelly Kiss
料金:前売り券:4,000円/当日券:5,000円(別途入場時ドリンク代) 
            
■d-trance
yoshimi、chie、ayana、yuko

■Jelly Kiss
希ノ瀬あやな、月野りょうこ、白玉さゆり、音宮なつめ、喜屋武里奈


  今回、メンバーにソロでインタビューを行った。それぞれの視点で語る作品の魅力を、ここにお届けしよう。
 

アー写


杉本よしみ 編
 
 
――よしみさんは、『into you』盤で表題曲の『into you』の作詞及び歌唱を担当しています。まずは、『into you』誕生の経緯から教えてください。
 
杉本よしみ  今回は4枚同時リリースという事で、私が担当する新曲はユーロビートナンバー『into you』でした。
いつもプロデューサーの、でんちゅうさんから音源が送られてくるのですが、作詞をさせて頂くにあたり、いつもは何かしら書きたいこと、伝えたいこと、曲のイメージの情景など、浮かぶのですが、この曲は正直何も思い浮かばなくて…(笑)
もうユーロビートの作詞は書けないかもしれないと思った程でしたね。
 そのとっかかりを作ったのが、サビメロを何度か聴いていたときに「ここには英語の単語が入ると格好よさそうだな」と思えたこと。そこから、ユーロビートが全盛期だった頃によく使われていた英語の言葉など、誰もがわかりやすい英単語をいろいろと並べては、メロディーにハマりやすい言葉を探っていきました。そこから、今の形に繋がる、伝えたい想いが浮かんできました。
 『into you』は、「あなたに夢中」という言葉。誰だって、何かへ夢中になることがあると思います。よく言われる、好きなアイドルさんのことを推す"ヲタ活"も、その一つ。みんな、夢中になっている人へ少しでも会いたい、近づきたいと思う。そういう心理を『into you』の歌詞に込めました。
 
――よしみさんの場合、ファンたちへ向けての想いや、応援してくれる人たちの気持ちを代弁して歌詞にすることも多いですよね。
 
杉本よしみ  わたしの場合、いつも聞き手のことを一番に考えるし、みんなが共感している気持ちを自分に置き換えるように表現することもあります。『into you』も、パッと聴いた感じ「逢いたいけど逢えない」「ずっと想いを馳せている」人の気持ちに見えてくると思います。それが、アイドルファンの方だったら、アイドルさんとヲタクさんとの関係性に見えてゆく。そのうえで、男女どちらの視点からでも捉えられる内容に書きました。結果、書き上がった歌詞や曲調を含め、「これは『名探偵コナン』の主題歌になったら似合いそう」と思ったくらいの出来になりました(笑)
 
――最近のd-girlsは、ユーロビート系の楽曲が増えていますよね。
 
杉本よしみ  プロデューサーのでんちゅうさんの中に眠っていたユーロ魂が、目覚めてくれたようです。わたし自身は、もう10年くらいプロデューサーに「ユーロビートの曲を歌いたい」と言い続けてきました。その想いが届いたのか、でんちゅうさんがふたたびユーロビートに興味を示したのか、最近は積極的にユーロナンバーを書いてくださいます。
 
――『into you』のC/Wには、小粒さんをゲスト・ヴォーカリストに迎えた『moment』を収録しています。
 
杉本よしみ 最近よく小粒さんの所属事務所が主催するレーベルのイベントへ呼んでいただいたり、いろんなイベントでご一緒する機会が増えたこと。うちのプロデューサーのでんちゅうさんと、小粒さんの事務所の代表の方が普段から懇意にしている関係もあって、それで声をかけました。小粒さんも、すぐに「ぜひお願いします」と快い返事をくださったことで、今回のコラボレートが実現しています。
 
――よしみさんは、『moment』で小粒さんと一緒に歌っていますよね。何時もとは異なる方と共演するのも良い刺激になりました?
 
杉本よしみ すごくいい刺激になりますよね。同時に、ゲストの方を迎えるからこそ、「まずは自分がしっかりしなきゃ」という気持ちにもなりました。
 個人的には、d-girlsのことを好きでいてくださる方となら、喜んで共演したい気持ちがあるから、機会があれば、またいろんな方と共演をしてみたいです。
 
――10月2日には、10周年を記念したZepp Shinjuku公演も決定しています。
 
杉本よしみ  Zepp Shinjukuの舞台へ立つまでには、本当にいろんなことがありました。個人的なお話にはなりますが、わたしがd-tranceのメンバーとしてアイドル活動を始めてから、今年で15周年なんですね。わたしがアイドル活動を始めたときからずっと、Zeppに立つことを目標に頑張ってきました。
これまでにも、何度か「Zeppに挑戦しよう」という話をしていたことはありました。そのたびに、「今の状態では成功に導けない」と先送りもしてきました。今も、けっして強い自信があるわけではないです。ただ、いくつもの段階を踏んできた中、実力や動員面でも「ようやくZeppに立てる挑戦権をいただけたな」という想いが生まれたことから、場所は、新たに出来上がったZepp Shinjukuにはなりますけど。憧れだったZeppへ挑戦することになりました。
 
――よしみさん自身、いろんな想いを背負っての挑戦になるんですね。
 
杉本よしみ  ほんと、待望の挑戦になります。この日は、ゲストとして出演するd-tranceのメンバーとしても立たせていただきますからね。もちろん、d-girlsとして「挑戦」という意欲もありますけど。個人的には、d-girlsの10周年や、わたしのアイドル活動15周年を祝うように楽しむ、お祭りの日にしていこうと思っています。
 
――お祭りという言葉が嬉しいです。
 
杉本よしみ  d-girlsが10年間続いたことは、本当にすごいことだと思っています。d-tranceは、3年半でしたからね。今のd-girlsのメンバーも、在席期間だけを見たらバラバラですけど。でも、一緒に10年間の歩みを作り続けてきた仲間だとわたしは思っています。d‐girlsのオリジナルメンバーだった喜屋武里奈ちゃんともステージに立てます!喜屋武さんが活動してきたJelly Kissも1日復活!Zeppのステージに立つみんなは一緒にレッスンを重ねライブに出て、夢を追ってきた仲間です。みんなが居なかったら今の私は居ないし、d‐girlsも生まれていません。だからこそ、この日はd-girlsの10周年のお祝いを、そんな仲間と応援してきて下さったファンの方とお祭りのように楽しみながら出来たらなと思っています。今まで関わって下さった皆さんと最高のライブを作りたいです!是非お越しください!

『moment』に参加した小粒さんからのメッセージ

小粒  今回、よしみさんとのツイン・ヴォーカルという形で『moment』に参加させていただきました。「moment」は、日本語に訳すと「一瞬」という意味を持っています。今回、期間限定という形でd-girls feat.小粒として活動させていただきます。限られた期間だからこそ、その一瞬一瞬が大事にしていけたらなと思います。
  普段のわたしはソロとして活動をしているわけですけど。その形がグループでも、ソロだとしても、わたしが持っている「お客さんを楽しませるぞ」「みんなを笑顔するぞ」という気持ちには何も変わりはありません。その気持ちは、d-girls feat.小粒を通してもしっかり伝えていくつもりです。ぜひ、ライブで一緒に楽しみとましょう!!


TEXT:長澤智典