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2023.09.11
d-girls/瀬戸千花

隣に寄り添って手を繫ぐ関係だけがすべてじゃない。いろんな関係を通した仲間がいる。その想いを伝えたくて…。d-girlsインタビュー 瀬戸千花編

 先日、ユーロビートを軸に据えた4曲の新曲を、4枚の8cmCDシングルにして同時リリースしたd-girls。4枚中、3枚のシングルのC/Wでは、それぞれ小粒・鈴原優美・喜屋武里奈をゲスト・ヴォーカリストに迎え、d-girlsとコラボレートをしている。先に、CD盤の詳細をお伝えしたい。


JKT
■商品: into you
アーティスト: d-girls feat.小粒
品番: FDCD-0022
価格: ¥1,100円(税込)
収録楽曲: 
into you
moment

■Youtube: into you
https://www.youtube.com/watch?v=Ix0aJOOEUGo



JKT
■商品: solo flight
アーティスト: d-girls feat.鈴原優美
品番: FDCD-0023
価格: ¥1,100円(税込)
収録楽曲:
solo flight
brave heart

■Youtube: isolo flight
https://www.youtube.com/watch?v=M2obGw8FiZw



JKT
■商品: Snipe
アーティスト: d-girls feat.喜屋武里奈
品番: FDCD-0024
価格: ¥1,100円(税込)
収録楽曲: 
Snipe
with smile

■Youtube: iSnipe
https://www.youtube.com/watch?v=P1llPxZsZpI



JKT
■商品: midnight blue
アーティスト: d-girls
品番: FDCD-0025
価格: ¥1,100円(税込)
収録楽曲: 
midnight blue
STAR☆JET 

■Youtube: imidnight blue
https://www.youtube.com/watch?v=Sjdyjs24akw


■サブスク配信
into you
https://linkco.re/RZ9N70R7

solo flight
https://linkco.re/512b2HvB

Snipe
https://linkco.re/crdR8Fqx

midnight blue
https://linkco.re/f30R6TcT


  d-girlsは、10月2日に、デビュー10周年の記念も兼ねてZepp Shinjukuでワンマン公演「「d-girls 10周年記念単独公演2023@Zepp Shinjuku」」も行う。この日は、伝説のアイドルグループとして一部語り継がれているd-trance・Jelly Kissの2グループも出演する。こちらも、先に詳細を述べておきたい。


〈イベント情報〉
d-girls 10周年記念単独公演2023@Zepp Shinjuku
開催:2023年10月2日(月)
時間:開場 17:30 / 開演 19:00
会場:Zepp Shinjuku
出演:d-girls
ゲスト:d-trance,Jelly Kiss
料金:前売り券:4,000円/当日券:5,000円(別途入場時ドリンク代) 
            
■d-trance
yoshimi、chie、ayana、yuko

■Jelly Kiss
希ノ瀬あやな、月野りょうこ、白玉さゆり、音宮なつめ、喜屋武里奈


  今回、メンバーにソロでインタビューを行った。それぞれの視点で語る作品の魅力を、ここにお届けしよう。
 

アー写


瀬戸千花 編


――千花さんは、『solo flight』盤で表題曲の『solo flight』の作詞と歌唱を担当しています。まずは、この歌詞が生まれる経緯から教えてください。

瀬戸千花 『solo flight』の歌詞は、メンバーに向けてもですけど。どちらかというと,お客さんや家族、友達など、身近にいる大切な人たちのことを思って書きました。
 歌詞の一節にわたしは、「のばす手のひらに君が 返すチョキが見上げている」と書きました。伸ばした手をパーにした手で握るのではなく、チョキにしたのには理由があります。仲間というのは、隣に寄り添って手を繫ぐ関係だけがすべてじゃない。上に登っていく人を下から支える人や、昇る階段を支える人など、いろんな関係を通した仲間がいる。その想いを伝えたくて、先の表現を用いました。

――『solo flight』はハイトーンの歌始まりであるところにも、嬉しいインパクトを覚えました。

瀬戸千花  楽曲を聴いたとき、最初に「綺麗な曲」と感じました。わたし、空や宇宙をイメージした歌詞が好きなので、『solo flight』の歌詞にも"空"や"星"などの言葉を入れています。
  この歌詞を書こうとしたとき、頭の中に想い描いたイラストがありました。それが、”地球から宇宙へ向かって伸びていく階段があり、その階段の上をふわふわっと浮きながら登っていく人と、それを支えている人”を描いた絵。そのイメージを言葉にしてゆく形で、『solo flight』の歌詞は生まれています。
 サビの歌詞に、わたしは「fight or flight fight or flight」と、同じ言葉を2回繰り返す形で書き記しました。ここの歌詞は、聴いてくれる人たちが一緒に口ずさんでくれたら嬉しいなと思って。なんなら、ライブ中におっきい声でわたしと一緒に歌ってくれたらみんなで大きな盛り上がりを作れるから嬉しいなと思って書きました。

――男性からしたら、なかなかのキーの高さですけどね(笑)。

瀬戸千花  確かにキーは高めですけど、そこは叫んでもらえたら大丈夫です。「僕らの声が重なる」と歌詞に書いたのも、ライブで一緒に歌ってほしい気持ちと、ライブを通してd-girlsを支えてくれるみんなと一つになる想いからでした。だからこそ、ライブで一緒に歌いながら楽しめたら嬉しいです。

――C/Wには、鈴原優美さんをヴォーカリトに迎えた『brave heart』を収録しています。

瀬戸千花  今回、ゆーみん(鈴原優美)さんと共演できたのは、すごく嬉しいことでした。わたしは「色彩West」(鈴原優美が所属しているプロダクション)さん推しだから、仲の良さで決めてくださったところもあるのかなと思っています。
 『brave heart』は、わたしがd-girlsのメンバーになったときからずっと歌い続けてきた楽曲。しかも、ライブで盛り上がりを作るうえで、今でも大切な曲です。それこそ、そんなに場内が盛り上がってない中でも、最初に『brave heart』を歌うことで、会場に熱気を作り、最初から盛り上がっていける。ほんと、すごい力を持った楽曲なんですね。ゆーみんさんにも、ライブでの共演を通して『brave heart』の持つパワーを味わってもらえたら嬉しいなと思っています。

――期間限定で、ゲスト・ヴォーカリストの方々もd-girlsのライブで何度か共演してくださるんですもんね。

 瀬戸千花  そうなんです。d-girlsでは、よしみとわたしが『brave heart』を歌っていますけど。ゆーみんさんがゲストのときには、わたしとゆーみんさんの2人で歌います。ツイン・ヴォーカルの楽しさを、わたしが上手く先導しながら伝えていけたらなとも思っています。

――メンバー以外の方と、d-girlsの楽曲で共演するのはどうでした? 

瀬戸千花   とても新鮮です。私たちは、「ゲスト・ヴォーカリストの方々と共演できて嬉しいな」くらいの意識でいたんですけど。参加してくださるみなさん真剣に、本気でぶつかってきてくださるから、それが私たちの刺激にもなっています。

――10月2日には、d-girlsのデビュー10周年記念したZepp Shinjukuでのワンマン公演も控えています。

瀬戸千花  ようやく、念願だったZeppの舞台までたどり着けました。この日はゲストで、d-tranceさんとJelly Kissさんも限定復活という形で出ていただければ、今回、feat.した方々にも出演していただきます。d-girlsとしても万全の体制を整えたうえで、この日の会場をパーティーな空間に染め上げたいなと思っています。この日は、新たな挑戦も行えば、最近のd-girlsだからこその見せ場も作っていくから、そこも期待していてください。


『brave heart』に参加した鈴原優美さんからのメッセージ

鈴原優美  『brave heart』は、d-girlsさんの楽曲の中でも人気の高い、まさに代表曲。その楽曲を歌わせていただくとは恐れ多いなと思っていましたけど。『brave heart』の作詞をしているのが、わたしの所属事務所の高谷社長なんですね。その楽曲を、時を経てわたしが歌わせていただけることも一つの運命だったのかなと思っています。『brave heart』のことが大好きなみなさんの気持ちを大事に、わたしも歌っていきます。
  わたしもユニット経験はありますけど。完成したユニットさんの中へゲストとして入っていくことには、正直プレッシャーがありました。でも、メンバーのみなさんが笑顔で受け入れてくださったので、わたしも、少しでもd-girlsさんのお力になれるように頑張りたいなと思っています。


TEXT:長澤智典