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2023.09.09
d-girls/百瀬めい

『Snipe』の歌詞には、「すごく平凡な毎日だったけど、とある人に出会って、夢中になっていく自分」の姿を書きました。d-girlsインタビュー 百瀬めい編

 先日、ユーロビートを軸に据えた4曲の新曲を、4枚の8cmCDシングルにして同時リリースしたd-girls。4枚中、3枚のシングルのC/Wでは、それぞれ小粒・鈴原優美・喜屋武里奈をゲスト・ヴォーカリストに迎え、d-girlsとコラボレートをしている。先に、CD盤の詳細をお伝えしたい。


JKT
■商品: into you
アーティスト: d-girls feat.小粒
品番: FDCD-0022
価格: ¥1,100円(税込)
収録楽曲: 
into you
moment

■Youtube: into you
https://www.youtube.com/watch?v=Ix0aJOOEUGo



JKT
■商品: solo flight
アーティスト: d-girls feat.鈴原優美
品番: FDCD-0023
価格: ¥1,100円(税込)
収録楽曲:
solo flight
brave heart

■Youtube: isolo flight
https://www.youtube.com/watch?v=M2obGw8FiZw



JKT
■商品: Snipe
アーティスト: d-girls feat.喜屋武里奈
品番: FDCD-0024
価格: ¥1,100円(税込)
収録楽曲: 
Snipe
with smile

■Youtube: iSnipe
https://www.youtube.com/watch?v=P1llPxZsZpI



JKT
■商品: midnight blue
アーティスト: d-girls
品番: FDCD-0025
価格: ¥1,100円(税込)
収録楽曲: 
midnight blue
STAR☆JET 

■Youtube: imidnight blue
https://www.youtube.com/watch?v=Sjdyjs24akw


■サブスク配信
into you
https://linkco.re/RZ9N70R7

solo flight
https://linkco.re/512b2HvB

Snipe
https://linkco.re/crdR8Fqx

midnight blue
https://linkco.re/f30R6TcT


  d-girlsは、10月2日に、デビュー10周年の記念も兼ねてZepp Shinjukuでワンマン公演「「d-girls 10周年記念単独公演2023@Zepp Shinjuku」」も行う。この日は、伝説のアイドルグループとして一部語り継がれているd-trance・Jelly Kissの2グループも出演する。こちらも、先に詳細を述べておきたい。


〈イベント情報〉
d-girls 10周年記念単独公演2023@Zepp Shinjuku
開催:2023年10月2日(月)
時間:開場 17:30 / 開演 19:00
会場:Zepp Shinjuku
出演:d-girls
ゲスト:d-trance,Jelly Kiss
料金:前売り券:4,000円/当日券:5,000円(別途入場時ドリンク代) 
            
■d-trance
yoshimi、chie、ayana、yuko

■Jelly Kiss
希ノ瀬あやな、月野りょうこ、白玉さゆり、音宮なつめ、喜屋武里奈


  今回、メンバーにソロでインタビューを行った。それぞれの視点で語る作品の魅力を、ここにお届けしよう。


アー写


百瀬めい 編


――めいさんは、『Snipe』盤で表題曲の『Snipe』の作詞と歌唱を担当しています。まずは、歌詞が生まれる背景から教えてください。

百瀬めい d-girlsの歌詞と言えば、「希望」や「未来」を記した内容が多いんですけど。わたしが作詞に参加するようになってからは、「誰かのことが好き」という内容を記した歌詞が増えました。わたし自身が、「誰かを好きでいれる自分」でいることや、そういう歌詞を書くことが好きというのもあるんですけど。
 『Snipe』の歌詞には,わたしが経験したことを書いています。それが、「すごく平凡な毎日だったけど、とある人に出会って、夢中になっていく自分」の姿でした。

――もしやその人は、のんちゃんこと、STARMARIEの木下望さんのこと?

百瀬めい  あっ、そうです。それまで何も目標がなく平凡な毎日を過ごしてきた中、ステージの上でキラキラと輝くのんちゃんに出会ったことで、「わたしも、あんな風に輝いてみたい」と思ったことから運命は好転していきました。

――めいさんと同じような経験をしていた人ってきっといるはずだから、『Snipe』の歌詞に気持ちを重ねやすい人もいるだろうなと想像します。

百瀬めい  重ねてもらえたら嬉しいです。ファンの人たちが、仕事での疲れをアイドルのライブ現場で吹き飛ばし、「あー、楽しいな」となる感覚とも重なるのかなと、わたしは思っています。 

――最近のd-girlsは、ユーロビート系の楽曲が増えていますよね。

百瀬めい  わたしがリードを取った前シングルの『Addictive』もそうでしたけど。今のd-girlsは、ユーロビートナンバーが増え続けています。中でも『Snipe』は、あり得ないくらい息継ぎするところが少なくて、言葉もめっちゃ詰まっているから、歌うのはけっこう大変です。高音域もけっこうあれば、テンポも速いしと、ライブで歌うのはめちゃ大変ですけど。そこはわたしに与えられた試練だと思って、ライブでもしっかり歌いきれるようにと毎回頑張っています。

――C/Wには、喜屋武里奈さんの歌う『with smile』を収録しています。

百瀬めい  もともと『with smile』は、喜屋武さんがd-girlsの中で歌っていた楽曲でした。わたしがd-girlsに加入してから、喜屋武さんの歌う『with smile』の後ろで踊った経験は数回程度。ほどなく喜屋武さんは、療養のためにグループを卒業。その後、わたしが『with smile』を受け継ぐ形で歌い続けてきました。その楽曲を、ふたたび喜屋武さんのヴォーカルを聴きながらライブで踊ることや、この曲を喜屋武さんの歌声で音源化出来たことが、とても嬉しくも不思議な感じがしています。
  わたし、もともと喜屋武さんが好きでd-girlsを知ったので、喜屋武さんがこうやって表舞台に復活し、しかもd-girlsへゲスト参加とはいえ、一緒にジャケットに収まれるのも、長く活動を続けてきたからこそかなと思えたら、なんか嬉しい経験になりました。

――10月2日には、d-girlsの10周年を記念したワンマン公演をZepp Shinjukuで行います。

百瀬めい  わたし、ずっとZeppでワンマン公演をやりたい気持ちがあったから、決定したことはすごく嬉しいんですけど。嬉しいだけでは、そこで終わってしまうじゃないですか。まずはしっかりと結果を出し、そのうえで次へ繋げていきたいなと思っています。次の目標はまだ見えているわけではないけど、そこもしっかり見定めてゆくためにも、まずは、次の道へと切り開けるワンマン公演をZepp Shinjukuで見せなきゃなと思っています。同時に、わたしの中では、Zepp Shinjukuでのワンマン公演も、未来のd-girlsへ向けての通過点としていく意識でいます。
  Zepp Shinjukuでの公演では、とある楽曲の振りをめちゃめちゃパワーアップして披露する予定です。d-girlsと言えば、どの曲も踊りは激しいけど、曲ごとに歌う人だけは歌をメインにした姿を示しています。だけどその曲ではヴォーカルもバチバチに踊るので、そこも見どころになると思います。この日は、これまで以上にバージョンアップしたd-girlsをお見せします。とくにダンスの面では、普段からバチバチに踊っていますけど、それ以上の姿を見せようと今頑張っているから、そこも期待していてください。


『with smile』へ向けた喜屋武里奈さんからのメッセージ

喜屋武里奈  『with smile』は、わたしがd-girlsを卒業するまでずっと歌っていた楽曲でした。その歌を、6年くらいの期間を経て、また歌えたことがすごく嬉しいです。あの当時よりも、ちょっとは成長した歌声やライブ姿を見せられていたのなら嬉しく思います。
  こうやって、時を経て音源化できるって嬉しいですね。当時は(病気療養ため)卒業したくないのに卒業しなきゃいけなかったし、心残りがありました。だからこそ、リベンジじゃないけど。こうやって時を経て、ゲスト・ヴォーカルという形だけどd-girlsのステージに立って歌えるのが嬉しいし、それを今、楽しんでいます。


TEXT:長澤智典