Speak emo
佐藤瑠那(Star☆T)|最終的には瑠那のことを見てて欲しいなって思います
Speak emoにてスタートした、愛知県豊田市のご当地アイドル、Star☆T(スタート)のメンバー全員インタビュー。第8回は佐藤瑠那(さとうるな)をお迎えした。
この記事が公開される時には16歳になったばかり。まだ初々しさが残り、どこか大人しそうで内気そうで、その歌い踊る姿も健気で直向きさがある。まだ十分に開花したとは言えないかもしれないが、輝きを放ちつつあり、磨けばさらに眩い光を放つであろう原石といったところだ。
その一方で、「他の子なんて見ないでね…」「ずっと一緒がいいな」といった、いわゆる“釣り師”のような言葉も使う。もしやこの純情可憐な少女は、実ななかなかの策士なのではないだろうか…。
このインタビューで分かったことだが、ハマっているアイドルグループがいて、そこには大好きな推しメンがいるようで、その人への愛を語る姿はまさに“オタク”。ある意味Star☆Tの中でも最も“アイドルオタク”の気持ちがわかるメンバーであろう。そんな彼女が「オタクである自分が推しメンから言われたいこと」をあれこれと研究し、懸命に言葉にしたものが、あの「他の子なんて見ないでね…」なのだ。なんと純粋でいじらしくて愛らしくて説得力のある言葉であろうか。決して“釣り”などではなく、極めて真摯な“愛情表現”なのだ。
その一方で、幼い頃はドッジボールで鳴らし、剣道二段を誇る剣士であり、親しい友人とはしゃいだりする活発な一面もあり、高校のクラスでは人の前に出るのが好きだという。
まだまだ未知数であり、ある意味未完成であり、すなわち無限の可能性があるということだ。
去りゆく者がいれば、新たに迎える者もいて、今また変わろうとしているStar☆T。そんな中、間違いなくこれからのStar☆Tを担う存在となるであろう佐藤瑠那。そんな彼女にお話を伺った。幼い頃のことから、学校生活、アイドルやアニメ、さらには将来の夢についてなど、たっぷりと語っていただいた。
幼稚園の時ドッジボールが一番強かったっていう記憶があります
――まだ15歳。お若いですね。
佐藤留那(以下;佐藤):はい。現在高校1年生で、この8月26日で16歳になります。
――15歳の瑠那さんにお訊きするのもナンですが、子供の頃の記憶で一番古いものってなんですか?
佐藤:えーっと…。幼稚園の時ドッジボールが一番強かったっていう記憶があります。
――遊び時間に外でドッジボールしてた、みたいな感じですか?
佐藤:そうですね。私が通っていたこども園はみんな裸足で、とても自由な雰囲気だったんです。なので、いつでも外に出られました。
――ずっと裸足だったんですか?
佐藤:はい。あ、でも室内では靴下とかを履くことがあったかもしれないですが、全然裸足の方が多かったです。
――足の裏で土を感じながら遊ぶ、みたいな。
佐藤:そうですね。ほんとに自由でした。あと、ポケモンごっことか男の子が好きな遊びが好きで…。なので、仲いい女の子とか男の子たちとポケモンごっことかめっちゃしてました。
――ポケモンごっこってどんなふうに何をするんですか???
佐藤:自分がポケモンになりきって技を出したりとか…。
――あぁ、僕らの世代で言うと仮面ライダーごっことかプロレスごっことか。
佐藤:そうです。そんな感じです。
――ということは、かなり活発なお子さんだったんですね?
佐藤:そうですね。かなり元気でめっちゃ動いていたと思います。
――性格的にはずっと活発だったんですか? 例えば、小学校に入ったら性格が変わったりとか、そういうことって結構あるじゃないですか。
佐藤:う~ん。あんまり変わってないと思います。でも、結構人見知りでしたね。家族の前や、慣れてくると同級生とかでもめっちゃしゃべったりしますけど。
――今でも人見知りですか?
佐藤:はい。今も少しはします。年上の方とかめっちゃ緊張しちゃいます。
――幼稚園の頃は活発に男の子とも遊んでいたとのことですが、小学校に入ってからも男の子と遊ぶことが多かったんですか?
佐藤:小学校からはどうだろ…? あんまり。普通に女の子と遊んだりしてました。遊具で遊んだりとか。
――その頃ってどんなことに興味がありましたか? 例えばアニメとかアイドルとか、何か集めていたりとか。
佐藤:ずっとポケモンが好きでした。小学校低学年ぐらいからはお姉ちゃんと一緒にAKB48にハマって。
――AKB48ってどの曲の頃でした?
佐藤:「ヘビーローテーション」あたりですかね。そこら辺だと思います。
――もう大全盛期の頃ですね。それはお姉さんの影響ですか?
佐藤:はい。お姉ちゃんの影響で、テレビで観て「すごい可愛いな」「歌もダンスも上手だな」って思って憧れてました。
――振りをまねして踊ったりとか?
佐藤:サビとかだけ覚えたりしてました。お姉ちゃんと一緒に踊ったりとか。
――小学校低学年だとカラオケで歌ったりとかはまだ早いですか?
佐藤:まだしてないです。行き始めたのは小6ぐらいからですかね。
――では、お家で「ヘビーローテーション」を歌ったりとか?
佐藤:はい、歌ったり踊ったり。
――そこからアイドルにハマっていったんですか?
佐藤:いえ、その時はほんとにちょっとだけです。AKBにちょっとハマって、でも結構すぐに観なくなっちゃって、
――そこから「アイドルになりたい」って思ったわけではないんですね?
佐藤:そうですね。アイドルにはそれほど興味は持たなかったです。でも、小4ぐらいからダンスを始めました。2~3年ぐらいですけど、やってましたね。
――それは「アイドルになりたい」というわけではなく、純粋にダンスがやりたい、と?
佐藤:幼稚園から一緒の仲いい友達がダンスをやってて、「やってみない?」って言われたので、ちょっと始めてみようかな、と。習い事も全然やってなかったので。
――それはCR2(編注:Star☆Tもレッスンで使用している豊田のダンススタジオ)ですか?
佐藤:CR2じゃないです。
――じゃない所だったんですね。ダンスを始めて楽しかったですか?
佐藤:そうですね。楽しかったです。友達がたくさんいたので。同学年の子とか友達の妹とか、知り合いが沢山いたので楽しかったです。
――でも、それをやりながら「アイドルになりたい」って思うようになったわけでもないんですよね?
佐藤:はい。個人的にダンスがやりたかったからやっていました。
――ダンサーになりたい、とかは?
佐藤:えー。特に決めてなくて、とりあえずコンテストで1位になりたいとかそういう感じでした。
――コンテストとか出てたんですね。
佐藤:ちょくちょく出てました。
――1位になったりとかありました?
佐藤:なかったと思います。でも、一応審査員賞みたいなのはもらったりしてました。
――じゃあ、ある意味エクササイズとか楽しみのため、というより、そこそこ本格的にやっていたわけですよね。
佐藤:そうですね。
――例えば週に何回通われてたんですか?
佐藤:でも週1回です。本番前でもずっと週1で行ってました。同じ曲を何回も何回もやってたので、うちのダンススクールはその1曲だけめっちゃ頑張るって感じでした。
――そこから間もなくですよね? Star☆Tのオーディションを受けるのは。小学校5年か6年の時ですよね?
佐藤:6年生の時です。
――「アイドルにはそんなにハマらなかった」とおっしゃっていましたが、どうして受けてみようと思ったんですか?
佐藤:オーディションはお姉ちゃんが応募してくれたんです。嶋崎友莉亜ちゃんとお姉ちゃんが同じ学校でお友だちだったんですけど、そこから「Star☆Tの5期生オーディション受けてみない?」ってお勧めしてもらって、それで受けることになったんです。
――お姉さん経由で勧められた時には、瑠那さん自身はそれほど興味はなかったんですか?
佐藤:そうですね。あまり内容とかもわからなくて、ちょっと不安だったんですけど、とりあえず頑張ってみようかなって。
――お姉さんが言ってきたので、もう断り切れずに仕方なく受けたとか?
佐藤:いえ、少し興味が湧いてきたって感じですかね。それで受けてみようかなって。
――お姉さんは受けてないんですか?
佐藤:お姉ちゃんは受けてないです。
――お姉さんは「アイドルになりたい」とか思ってなかったんですか?
佐藤:「なんか忙しかったから」って言っていました。
――何が忙しかったんですかね?
佐藤:多分学校とかじゃないですかね。
――なるほど。勉強がお忙しくて、と。
佐藤:たぶん。それで「じゃあ瑠那が受けたら?」ってなって。なんとなく“流れ”で受けることになった感じです。
――で、5期生オーディションの模様を動画で観たんですが…。
佐藤:あれ、自分で見ても「うわー、酷いな」ってなります(笑)。
――いやいや、酷いってことはないですよ。純朴な感じで。
佐藤:「ヤバいなー」って思います。
――何がヤバいんですか???
佐藤:「これ瑠那?」みたいな。「ほんとにこれでオーディション受けたの?」って(笑)。
――まあでも、まだ小学生ですから、顔が出来上がっていない部分もあったり、メイクとかも全然していないでしょうから。でも、清水プロデューサーを含め審査員の方はちゃんと原石を見つけるんですね。で、実際お姉さんからの勧めがあって、オーディションを受けるにあたって何か準備をされたんですか?
佐藤:出された課題曲のダンスと歌とりあえず練習しました。もともとダンスをやっていたのでダンスに一番力を入れて、何をアピールポイントにすればいいかを考えながら頑張りました。「どうしようどうしよう」って結構悩みながら決めましたね。
――課題曲って何でしたっけ?
佐藤:全然最近ライブではやってないんですけど、「Dong!Dong!」っていう曲がダンスの課題曲で、歌の方が「ハイブリッドガール」だったと思います。
――ああ、たしかそうでしたよね。で、ダンス教室で磨いた技はオーディションの時に活かされました?
佐藤:全然。
――全然ですか。
佐藤:なんかダンスの種類っていうか動きが全然違っていて…。踊るのがちょっと大変でした。
Star☆T リリース情報
2020年4月1日発売
9thシングル
「Woman」
type-A[通常盤]THPL-0026 500円(税込)
※シングルCDのみ スリムケースタイプ
type-B[ボーナスDVD付き]THPL-0027/28 1,000円(税込)
※「Woman」「Star☆TSOLO10」全11曲ミュージッククリップ、メイキング映像「Woman」「Star☆TSOLO10」収録DVD付き
(メンバー&プロデュ―サ―によるオーディオコメンタリーあり)
※CDはtypeA,typeBとも同内容です。
Star☆T ライブ情報
豊田ご当地アイドルStar☆Tライブ in 豊田スタジアム(屋外ライブ)
【日時】8月29日(土)17:00開演(終演後特典会あり)
【会場】豊田スタジアム 東イベント広場
観覧無料 YouTubeLive配信あり
※その他のライブ情報は公式HPをご覧ください
佐藤瑠那(さとうるな)
5期生 team sol(チームソル)
ニックネーム/る~ちゃん 担当カラー:茜
生年月日/2004年8月26日 星座/乙女座
血液型/A型 身長/143cm 出身/豊田市
キャッチフレーズ/Star☆T最年少小さいけど頑張る~ちゃん!
趣味/剣道
特技/側転
好きな食べ物/オムライス
チャームポイント/目の中にある星
将来の夢・目標/トリマー
豊田のおすすめ/ベーカリーハニィーというパン屋さんです。
受賞歴・Star☆T以外の活動実績/剣道部
ひとことメッセージ/元気いっぱい瑠那らしく頑張っていきます!