FEATURE

2023.08.12
RASCAL CLAN

私たちはこれだけの人たちを楽しませることのできるグループなんだという自信を胸に、8月14日の渋谷CLUB QUATTROでのワンマン公演へ向けて走っていきます。 RASCAL CLAN インタビュー

 3月30日に、恵比寿LIQUIDROOMで3rdワンマン公演を行ったRASCAL CLAN。その日に、次のワンマン公演が発表になった。それが、8月14日に渋谷CLUB QUATTROで行う「RASCAL CLAN 4th ONE-MAN LIVE」。新メンバーに倉西りなが加わり、従来の7人編成へ戻り、完全体に。インタビューは、恵比寿LIQUIDROOM公演を終えた数日後に実施。3rdワンマン公演の感想も述べつつ、「RASCAL CLAN 4th ONE-MAN LIVE」へ向けて気合を込めている7人の声を、ここにお届けしたい。

 

わたし、3月にAbemaの「ニューヨーク恋愛市場」に出演させていただいたんですけど。そこで、自分のプライベートなことを赤裸々に後悔したことで、良くも悪くも注目されました。

 

――まずは、3月30日に恵比寿LIQUIDROOMで行った「RASCAL CLAN 3rd ONE-MAN LIVE」を振り返っての感想から、 一人一人聴かせてください。

高梨莉子  恵比寿LIQUIDROOMでライブが出来たことはすごく嬉しかったんですけど。開催したのが、年度末の平日の午後ということもあって、(仕事などのため)来れない人たちが多かったことから、会場を埋めきれなかった悔しさはありました。でも、その日からRASCAL CLANは新体制になって、8月14日に渋谷CLUB QUATTROで次のワンマン公演を行うことも発表しました。渋谷CLUB QUATTROでのワンマン公演は絶対にSold Outしたいし、8月14日のワンマン公演まで4か月以上あるから、それを目指すためにも今後の活動を活発化していかなきゃと思っています。今、RASCAL CLANは、良くも悪くも、注目を集めている時期なので、わたしはその状況を、RASCAL CLANのことを知ってもらえるチャンスだと思っています。だからこそ、手を抜くことなく、一つ一つのチャンスを生かしながら、もっともっとたくさんの人たちにRASCAL CLANの音楽を届けられたらと思っています。
  当日のワンマン公演についてですが、私たち、開催した状況も状況だったから、ガラガラ状態のホールを想定してリハーサルしてました。ホール内の音って、人が多ければ多いほど、その人たちの熱気で音が吸収されてしまうから、それを想定して事前に音作りをするんですね。私たちに関してはその逆だと思って、ガラガラでも音が響きやすい環境で音作りをしていたら、予想以上にお客さんが入ってくれて、逆にオケの音が聴こえにくいという嬉しいアクシデントもありました。しかも、みなさんすごく盛り上がってくれて、いいライブが出来たなと思っています。

紘仲音羽  今回の恵比寿LIQUIDROOM公演は、7人の新体制になって正式にスタートを切ったライブになりました。7人で始まったRASCAL CLANですが、一時期6人体制でやっていたから、ふたたび7人の虹色が揃って活動が出来たことがすごく嬉しかったです。この日は、平日の昼公演ということから、以前から「さすがに仕事なのでいけない」という声を多くいただいていたから、動員面で厳しいライブになるのを覚悟していましたけど。蓋を開けたら、「行けない」と言っていた人たちも駆けつけてくださるなど、予想もしていなかった人たちの姿をたくさん見かけたこともすごく嬉しかったです。しかも、予想以上に多くの方々に来ていただければ、みなさんに「いいライブだったね」と言ってもらえたことが嬉しかったからこそ、新体制になった今のRASCAL CLANで、もっともっと上を目指していけるように、ここからさらに頑張っていかなきゃと思っています。

関根紬  わたし、3月にAbemaの「ニューヨーク恋愛市場」(https://times.abema.tv/articles/-/10072069)に出演させていただいたんですけど。そこで、自分のプライベートなことを赤裸々に告白したことで、良くも悪くも注目されました。ワンマン公演の日も、その放送を見て来てくださった方もいらっしゃれば、すでにチケットは購入していたけど、そのままファンを離れた人もいました。そのことについて、いろいろ思う方がいるのはわかります。だけど、わたしは今回の件もRASCAL CLANのことを知ってもらえるきっかけになれたらと思ったからの行動だからこそ、今、新体制にもなったこともあって、ここから本当の意味で波をプラスに変えながら、8月14日の渋谷CLUB QUATTROでのワンマン公演へ向けて頑張っていかなきゃなと思っています。
  
――ファンの方々が複雑な気持ちになるのも、致し方ないのかなとは思います。

関根紬  今回の件をきっかけに離れてしまった方々がいるのは事実ですし、わたしの発言をきっかけにRASCAL CLANのことを知ってくださった方が増えた現実もあるからこそ、それをプラスに変えてゆくのはこれからの自分次第。そのためにも、気持ちを強く持って頑張らなきゃと思っています。

倉西りな わたしが、正式にRASCAL CLANのメンバーとしてステージに立ったのが、恵比寿LIQUIDROOMでのワンマン公演の日でした。あんなにも大きな舞台に、しかも、ワンマン公演として立てたのも、ここまでメンバーのみなさんが頑張ってきたからこそだと実感しています。ただ、わたし自身、必死すぎて、いろんな思いを持ってというよりも、「とにかくやりきらなきゃ」と必死でした。でも、見た景色はしっかり覚えています。

日菜森めぶき   今回のワンマン公演の会場は、今の私たちの実力からしたらちょっと大きめ。新体制のお披露目公演という理由もあったにせよ、平日の午後に開催ということで、かなり挑戦になるライブだったから、いつも以上に緊張した状態で舞台に出ました。そこで見えたのが、私たちの予想以上に大勢の人たちが観に来てくれていた景色。それが、すごく嬉しかったです。しかもみなさんが、私たちに期待の目を向けて見ていたのがすごく嬉しくて。だからこそ、みなさんの期待に応えなきゃという気持ちを胸にライブへ向かっていたことも覚えています。
 もともとRASCAL CLANは" 7人のメンバーで活動をスタートしました。だけど、途中でメンバーが卒業をし、半年くらい6人体制で活動をしてきました。もちろんその時期も、6人でも完全体に見える形でとフォーメーションや歌割も含めやってきましたけど。7人体制に戻り、改めて「元のRASCAL CLANの状態に戻れたな」と思えたことが嬉しかったというか、「ようやく帰ってきたな」という感覚がわたしの中にはありました。

高梨莉子   6人体制のときは、その体制なりに、しっかり身体に馴染ませてやっていたから、元の振り付けに戻すまで大変でしたけど。でも、7人編成でやったら、「やっぱし、これだよね」となったよね。

日菜森めぶき   より強いRASCAL CLANになれた気がしてる。だからこそ、この7人で8月14日のワンマンライブを絶対に成功させてやる気合も、そのときのライブを通してより強くなりました。

雫月ノア   正直、今のRASCAL CLANにとって恵比寿LIQUIDROOMは、あまり現実的な場所ではありません。だから、最初に「恵比寿LIQUIDROOMで次のワンマン公演をやります」と言われたとき、正直「本当に大丈夫かな?!」という気持ちがわたしは先に来ていました。実際に平日の昼間に開催ということもあって、会場の規模を考えたら厳しい状態だったのは事実です。しかも、告知をする期間も短かったから、「もっと早く知らせてくれたら都合をつけられたのに」という声も多くいただきました。それでも、私たちの予想以上にたくさんの人たちが来てくれたことがすごく嬉しかったし、目の前に感動を覚えるくらいの景色も広がっていました。同時に、もっともっと私たち自身が力をつけていかないと、このままではヤバイというか、足踏みをしてしまうなという不安も感じていました。だからこそ、ここから8月14日のワンマン公演へ向けて、ギアを上げた活動をしていかなきゃと強く思っています。
  次のワンマン公演を成功させるうえでの不安も、正直あります。でも、不安に思っていられないというか。不安を感じるくらいなら、それを消すことへ時間を費やしてかなきゃいけないし、その努力を怠ったら、あっと言う間に置いていかれてしまいます。RASCAL CLANは、もっともっと上を目指しているグループ。だからこそ、さらに頑張りたいです。

陽向にとり   確かに恵比寿LIQUIDROOMでのワンマン公演を埋めきることはできなかったけど、それでも、これまでのワンマン公演を振り返ったら一番動員数がありました。しかも、いざステージに立ってみんなの顔を見たら、みんなすごくいい表情をしていたんですね。笑っている人、めちゃめちゃ興奮している人、おっきな声を出している人、感動して泣いている人もいるなど、いろんな顔を見れて嬉しかったし、それだけ多くの人たちの心を今のRASCAL CLANが動かしているんだと思えたら、すごく嬉しくなりました。あの日は、ここ最近の中でも、一番良いライブ内容になったと思います。しかも、新メンバーに"りなぷぅ(倉西りな)"が入ってくれて、さらにパワーアップできました。つむ(関根紬)の話題性も含め、今がRASCAL CLANにとってのチャンスだとも思っています。このチャンスを絶対に無駄にしたくはない。恵比寿LIQUIDROOMに生まれた光景のように、私たちはこれだけの人たちを楽しませることのできるグループなんだという自信を胸に、まずは8月14日の渋谷CLUB QUATTROでのワンマン公演へ向けて思いきり走っていきたいです。
  個人的には、恵比寿LIQUIDROOMでのワンマン公演は喉が万全な状態ではなかったから、8月14日の渋谷CLUB QUATTRO公演のときには、完璧な状態でパフォーマンスをしたいし、いい煽りをしたいです。

2


私たち自身が、RASCAL CLANに人生を懸けているからこそ、「RASCAL CLANに人生を懸けています」という人たちを、もっともっと増やしたいんです。


――RASCAL CLANが誕生したのが…。

高梨莉子   2021年10月にスタートしたから、4月頭の時点で1年半です。

――そう考えたら、けっこういいペースで走っているんじゃない?

高梨莉子   私たち自身は、もっと加速したいなと思っています。私たちの結成当初のビジョンでは、1年半後にはワンマン公演で数百人規模の会場を埋めるくらいにまで成長している気持ちでいました。でも現実は、対バンのイベントに出ても、「RASCAL CLANのライブすごく燃え上がれていいよね」と評価の言葉をくださる方や、「好き」という気持ちに刺さる人はいても、じゃあRASCAL CLANが一推しかと言ったら、そういう人たちも増えていますけど、「誰々とかぶらなかったらRASCAL CLANのライブに行くよ」と言う方々が多いのも事実です。

陽向にとり   だからこそ今は、「RASCAL CLANが一番好き」という人たちを増やさなきゃいけないなと思っています。もちろん、「RASCAL CLANと、別の推しグループのライブがかぶったから、別の方に行く」という人の気持ちも否定はしませんけど。私たち自身が、RASCAL CLANに人生を懸けているからこそ、「RASCAL CLANに人生を懸けています」という人たちを、もっともっと増やしたいんです。

――まだまだRASCAL CLANの魅力が浸透しきっていないのも、理由としてあるのかもですよね。それぞれ、"今のRASCAL CLANの魅力"を語っていただいても良いですか?

高梨莉子   じゃあ、またわたしからいきますね。もちろん、全部がじゃないですけど。アイドルグループというと、とくに歌やダンスのレベルが特化した人がいるなど、グループ全体で得意分野のバランスを補うことで魅力を出している傾向があるじゃないですか。RASCAL CLANのメンバーは、みんな歌唱力が高いです。しかも、声質もみんな良ければ、メンバーのキャラクターが一人としてかぶってない。とにかく、"いい声"を届けられるところが、わたしは魅力だと思っています。

紘仲音羽   RASCAL CLANと言えば、"楽曲の振り幅が広い"んですね。かわいい歌から格好いい曲、ゲームっぽい曲調からエモい歌までと幅広いから、聴いた人たちにも、どれかしらかならず1曲は刺さると思います。RASCAL CLANは、あえて曲調面でのコンセプトを決めていないからこそ、その振り幅も作っていける。そこがいいんですよね。中でも『ゼツ』は、ファンの人たちの間でも超絶人気の楽曲。ぜひ、チェックしてください。

関根紬   ダンスパフォーマンスも魅力だよね。とくに音ちゃん(紘仲音羽)はダンスがすごく上手な子。曲によってフリーダンスも見せてゆくんですけど。そのときのおとちゃんのダンスは、ダンス好きな人にはぜひ見てほしいです。

倉西りな   わたしは、加入前にRASCAL CLANを見て感じていた魅力として語らせていただきますけど。RASCAL CLANって、歌もダンスも、曲も格好いいんですけどMCになったら、いきなり「えっ?!かわいい!!」と驚くくらいに、ライブ中の姿とMCのときの姿に良い意味でギャップがあるんですね。歌声と、普段の話し声も違えば、みんなのキャラクターの違いも、パフォーマンスやMCを通して見えてきます。他のアイドルグループには見受けないギャップに、わたしは惹かれました。

日菜森めぶき RASCAL CLANは楽曲やダンスも含めた音楽性の幅広さは、もちろん。メンバーみんなのキャラクターが、とにかく個性豊か。ノリのいい子がいれば、穏やかにお話ができる子や、甘えられる子もいる。特典会でお話をしたら、絶対に楽しいグループだと思える。そこが,わたしの好きなところです。しかも、一人一人のキャラクターがとにかく深い。そこの魅力をもっともっと積極的に出していけたら、さらに惹かれる人たちが増えるんじゃないかとわたしは思っています。

雫月ノア RASCAL CLANの魅力は、アットホームな環境。RASCAL CLANのライブを初めて見て好きになり、特典会に来た人たちは、みんなそう言ってくれます。嬉しいのが、「初めて話したのに、すごく話しやすいメンバーばかりだね」と言われること。これまでアイドル現場に行ったことのない人でも、めちゃめちゃ溶け込みやすいのがRASCAL CLANのライブ現場だし、そこが魅力です。あと、楽屋はめちゃめちゃうるさいです。ステージと楽屋が近い会場だと、たまに出演者さんやお客さんから「楽屋の話し声めちゃめちゃ聞こえてたよ」と言われるくらい、みんなうるさいです(笑)。

陽向にとり   みんなも言ってるように、うちのメンバーは、みんなキャラクターが濃いし、個性的です。バラエティ力も強いから、もし呼ばれたら、みんなNGはないし、アグレッシブにぶつかっていくから、ぜひ、お誘いお待ちしています。誰かしら一人は刺さるメンバーがいると思うから、こちらも、ぜひ見てください。

3


ノアにゃんは、RASCAL CLANのメンバーの中でも…。


――みなさん個性的ということなので、各メンバーの魅力も知りたいなと思いました。よければ、隣にいるメンバーのことを紹介してもらえますか?まずは、にとりさんから見たノアさんのキャラクター紹介からお願いします。

陽向にとり   ノアにゃんは、RASCAL CLANのメンバーの中でも一番の"あざとい系"です。アイドル業界用語で言うなら、「一番ガチ恋をつかみにいける」タイプ。男性の好きなポイントを瞬時に押さえてゆく人だから、ちょっと掌の上で転がされたい人には、ぜひノアちゃんをお勧めします。ライブ中もかわいいいしね。もちろん、歌も上手いです。

――みなさんを掌の上で転がしているんですか?

雫月ノア   いや、掌の上で転がしている自覚はないです。でも、RASCAL CLANを初めて見て好きになり、特典会に足を運ぶ人たちからは、よく「あざといよね」とは言われます。
  めぶきちゃんは、おっとりしている子ですけど。でも、自分の芯がすごくある人。いつもおおらかで接しやすいですけど、話をしていると「わたしは、これを貫きますから」という芯の強さが見えてくるから、同じ女性としても憧れを持てば、男性の方々も、そこへ惹かれてゆくのかなと思います。ほんと、自分の世界観を持っている人。あと、お絵描きが得意で、わたしの生誕祭のときのグッズの絵も担当してもらいました。ビジネスとして商品にできるほどクオリティ高くセンスの良い絵を描ける人だから、そこも、どんどんお仕事としてやっていけばいいのにと思っちゃいます。

日菜森めぶき   じゃあ、お仕事お待ちしています(笑)。今は、オンラインショップで自分のグッズはもちろん、メンバーのグッズの絵を描いたりもしているから、ぜひ見てください。
  りなちゃんは、まだ出会って一か月くらいだから、まだまだ魅力をつかむのはこれからですけど。現時点で感じているのが、めちゃくちゃコミュ力が高めな子ということ。それと、見た目ふんわりとしているように、笑顔がすごくかわいいんです。その笑顔にいつも癒されれば、その笑顔を見るたび、同じように、わたしも目が線のように細くなるくらいの笑顔になっちゃいます。あと、歌声がすごく綺麗。なのに、バーンと張るときの迫力もすごいから、その歌唱力にも注目してください。でも一番は、みんなの目を細くできる人ってところです。

倉西りな   なんか照れますね。わたし、メンバーのみんなと出会ってまだ1か月くらいだから、つむ(関根紬)ちゃんもその印象になりますけど。つむちゃんは、いつもメンバーのことをめちゃめちゃ考えてくれている温ったかい人。歌もダンスも上手いし、しっかりしている性格だし、ほんとすごい人です。

陽向にとり   補足しておくと、ゴリラの物真似が上手です。

高梨莉子   この小っちゃいフォルムなのに、ライブだとめちゃめちゃ声が出る、本当にパワフルな子です。

 関根紬  ありがとう。おとちゃんは、メンバーの中で最年少ですが、めちゃめちゃしっかりしています。でも、たまに抜けてる行動をするから、そこのギャップがかわいいんです。これは、特典会に来たことのある人なら感じていると思いますけど。「もしや、自分のことを狙ってる??」と勘違いしちゃうくらいのかわいさを発揮しているんですね。しかも、それを天然でやっているところがおとちゃんの魅力だとわたしは思います。

紘仲音羽   エヘヘヘヘッ。りこちは、物真似がすごく上手なんですよ。とくに歌真似が上手くて、よくアイドルさんの歌真似をやっています。それと、わたしの真似もよくしてくるんですね。それくらい、わたしのことが大好きなんだと思います。

高梨莉子   そこは、勘違いですね。

紘仲音羽   えーっ、照れるなよぉ。そういうツンデレなとこも見せるから、「俺の莉子」となるファンの人たちも多いのかなと思います。メンバーの中では一番しっかりとしています。もちろん、ふざけるときは一緒にふざけてるんですけど、真面目なモートにならなきゃいけないときは、瞬時に気持ちを切り換えていけるのがりこち。わたし、こんな大人になりたいと思っているくらい、そこは尊敬しています。

高梨莉子   にとりんは、お酒好きという理由もあって、酒クズキャラに思われがちですけど。私たちメンバーの良いところを見つけてくれるのが、本当に上手な人。楽屋で、メンバーの誰かがシュンとしていると、「あんたはこうこうこうなんだから、頑張んなよ」と、まるでスナックのママのように励ましてくれる、ちょっと頼れる相談相手のような人です。ライブでは、とにかく煽りが上手いです。たとえば、「今日のライブ、盛り上がりが低いな」と感じたなら、すぐにその空気をつかみ取り、即興でいろんなことを言いながら煽っては、その場の空気を変えていくんですね。マジに、煽りのプロだと思います。いつもはオラオラと煽るけど、たまにかわいい声で煽ったりもするよね。

陽向にとり   格好いい煽りのほうが得意ですけど、「この場はかわいい系の煽りのほうが効果的」と思ったら、普段は出さないかわいい声を出して煽ったりもします。

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RASCAL CLANが何よりも大事な存在だからこそ、RASCAL CLANを広めるための力になりたい気持ちが、今回のつむちゃんの行動を通して、より強くなりました。


――RASCAL CLANは今、8月14日に渋谷CLUB QUATTROで行う4thワンマン公演へ向けて走り出したところです。

陽向にとり   8月14日に行う渋谷CLUB QUATTROの公演は絶対に埋めきらないヤバいなと思っています。メンバーみんな、それくらいの覚悟を背負ってぶつかっています。

高梨莉子   ここで会場をSold Outさせ、そのうえで次へとステップアップしていかないと…。

陽向にとり   最強の新メンバーりなぷぅも入ったことだし、それをいい意味で武器にしたいし、彼女の加入がRASCAL CLANにとっても、りなぷぅにとっても意味のあるものにしていきたいからね。

高梨莉子   しかも今は、つむのAbemaの件もあって、いろんな意味で注目されている時期。人によっては、アイドルとしてマイナスのイメージに捉える人もいれば、彼女の発言によって逆に注目してくれた人たちもいる。たとえ悪く捉えている人たちでも、私たちが活動を頑張ることで、印象をプラスに変えてゆくことだって出来ると思うんです。とにかく今は、もっともっとパワーアップし、ライブパフォーマンスを磨いて、「なんか評判を聞いてライブを見たんだけど、RASCAL CLANのライブめっちゃ格好いいじゃん」と思ってもらえるグループに成長していきたいです。

――今も、Abemasの番組『ニューヨーク恋愛市場』(https://times.abema.tv/articles/-/10072069)に出た反響はいろいろとあるんですね。

高梨莉子  あの番組を通してもそうだし、その後も含め、つむが本当に自分自身をさらけだしてRASCAL CLANのために活動をしたことで、私たち自身も、もっともっと裸の自分になって向かい合うじゃないけど。もっと本音でRASCAL CLANに向き合っていかなきゃなという気持ちにさせられたくらい、メンバーにも良い刺激を与えてくれました。 

関根紬   わたし自身も、今の自分のほうが、本当の自分らしくRASCAL CLANの活動に向き合えているなと感じています。そんなわたしを好きになっていただけるなら、それが嬉しいなという気持ちです。

高梨莉子   ワンマン公演のMCでも、つむが「RASCAL CLANの関根紬と、プライベートの関根紬を一緒にしたい」と言ってたけど。その気持ちは、すごくわかる。RASCAL CLANのメンバーはみんな、RASCAL CLANと素の自分が一緒という気持ちで活動をしています。そこの差を、つむのようにもっと取り払っていきたいし、一緒になりたいなと思ってる。

日菜森めぶき  個人的な話にはなるんだけど。今回、つむちゃんがRASCAL CLANに影響を与えてくれたことは、グループにとっても本当に大きいことなんです。わたし自身、以前から「何かを与える人間になりたい」と思っていたから、つむちゃんの今回の行動は、正直悔しい気持ちもあります。わたしも、RASCAL CLANが何よりも大事な存在だからこそ、RASCAL CLANを広めるための力になりたい気持ちが、今回のつむちゃんの行動を通して、より強くなりました。

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私たち自身が、「渋谷CLUB QUATTROをSold Outできなかったら、解散する!!」という覚悟を背負って向かっています。


――最後に、メンバーそれぞれから8月14日に渋谷CLUB QUATTROで行う「RASCAL CLAN 4th ONE-MAN LIVE」へ向けての思いを語っていただいても良いでしょうか。

高梨莉子   渋谷CLUB QUATTROでのワンマン公演を発表したときから、私たちは「この公演をSold Outさせたい!!」気持ちを強く持っています。むしろ,「渋谷CLUB QUATTRO公演がSold Outしなかったら、RASCAL CLANの活動は終わってしまうぞ」「渋谷CLUB QUATTROをSold Outできなかったら、解散する!!」という覚悟を背負って、私たちは向かっています。結果がどうであれ、解散するわけではないですが、それくらい強い意識を背負って向かわないと、本気で自分たちを鼓舞していけない。私たちはそれくらいの気持ちを持って、次のワンマン公演へ向かっているんだよという決意を、ここでみんなに伝えたいです。

紘仲音羽   わたしも8月14日に向け、パフォーマンス面での向上はもちろんですけど。今まで以上にSNSなどを通して、メンバー全員の良さを、もっともっといろんな人たちに知ってもらいたい。もちろん、今、RASCAL CLANのことを知ってくださっている方々にも、メンバーのまだ見えてないところも、もっともっと知ってほしい。そのための工夫を私たちもしていこうと思っているし、その魅力が伝われば、「RASCAL CLANのことが好きだよ」と言ってくれる人たちは増えていくと私たちは信じています。8月14日の公演をSold Outさせるためにも、今まで以上に頑張っていきます。

関根紬   恵比寿LIQUIDROOMで行ったワンマン公演とは違って、今回も平日ですが、お盆の夜公演と条件はぜんぜん良いからこそ、もう言い訳は通用しないと私たちは思っています。私たちにとって、Sold Outは絶対の条件。それを達成するためにも、これまで応援してくれている人たちは、もちろん。これから出会う人たちに向けても全力でぶつかっていくから、一度ぜひRASCAL CLANのライブに触れてください。

倉西りな  8月14日は、わたしにとって2回目のワンマン公演になります。初めてのワンマンのときから、メンバーも、ファンの方々も、わたしを優しく受け入れてくれました。みんなへ恩返しが出来るように頑張るのは、もちろん。わたしが新たに加わったことで、RASCAL CLANの中に新しい風を吹かせていきたい。そのためにどうすれば良いのかを今、自分なり模索しながら、わたしもSold Outを目指して頑張ります!!

日菜森めぶき   RASCAL CLANとしての活動も1年半を経過しました。ここまで、3回のワンマン公演を行いながら、まだまだ理想とする結果にはたどり着けていないのが正直な現状です。だからこそ、8月14日のワンマン公演は大きなキーポイントになるとわたしは思ってて。わたしはRASCAL CLANのことがすごく大事だし、RASCAL CLANとして大きくなりたい気持ちがとても強いです。だからこそ、これからいろんな戦略も練りながら、8月14日の公演を成功させるために駆け続けていきます。応援してくださっている人たちは、もちろん。新しく出会う人たちだって、絶対に楽しませる自信があるからこそ、8月14日の渋谷CLUB QUATTROでのワンマン公演に、ぜひ足を運んでください。

雫月ノア   私たち、ここへ至るまでずっとリリースもMVもなかったんですけど。3月に、ようやく1st EPの『FLASH BACK』をリリースして、MVも作成しました。今は、「RASCAL CLANを知りたいなら、それを聴いて」と自信を持ってお勧めできるコンテンツが出来たので、そこを推していきたいし、これからも、自信を持ってお勧め出来るコンテンツを増やしていきたいと思っています。それをきっかけにRASCAL CLANのことを好きになってくれる人たちが増えたら嬉しいし。音源を通して好きになった人たちがいろんな人たちに広めてくれたら、そんな嬉しいことはないと思っています。そうやってRASCAL CLANの輪を広げながら、その結果として8月14日の公演をSold Outをさせたい。本気でそう思いながらぶつかっているからこそ、気になったらぜひ私たちに触れてください。

陽向にとり   今のRASCAL CLANのライブは、ライブ中の撮影が可能になりました。ぜひRASCAL CLANのライブに来て、バンバン撮っては、それをSNSにアップし、どんどん拡散してください。私たちは、いつ、どんなときに撮られても大丈夫なパフォーマンスをすべてのライブでやっています。SNSを通して少しでもRASCAL CLANのことを広め、いろんな人たちに、まずは見つかりたい。そこでRASCAL CLANに興味を持ってもらい、8月14日のワンマン公演に来てほしい。この日のライブはもちろん。日々のライブでも、見た人たちを絶対に後悔させないパフォーマンスをしていくから、まずは出会ってください。わたしたちも、いろんな人たちに出会いたいです。


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PHOTO:真島洸(Cuon)
TEXT:長澤智典

 

ASCAL CLAN 4th ONE-MAN LIVE

8/14(月) OP18:45 ST19:30
渋谷CLUB QUATTRO
A¥8000 B¥3000 C¥1000
https://rascalclan.com/schedules/19320

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SNS
https://rascalclan.com/
https://twitter.com/RASCALCLAN

 

関根紬 https://twitter.com/TUMUGI_sekine

紘仲音羽 https://twitter.com/_otoha_05

陽向にとり https://twitter.com/_nitori_h

倉西りな  https://twitter.com/rinapu__chan

高梨莉子 https://twitter.com/rikochi_kawauso

雫月ノア  https://twitter.com/__NoahShiduki

日菜森めぶき  https://twitter.com/mebukitter


 

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