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2019.12.31

月城アイラ|みんなが頑張るきっかけとなる光にわたしの歌が、わたし自身がなれたら。月城アイラとは…。

「誰かの光になれたら」「悲しみの中でも、元気を与えられる光であれたなら」という想いを胸に活動しているアイドルの月城アイラ。今年彼女は、様々な挑戦を行なう。1月30日には、年末よりスタートした主催イベント【Moon Castle -Chapter.2-】を渋谷CLUB MALCOLMで行なえば、4月19日(日)には渋谷RUIDO K2を舞台に「生誕ワンマンライブ『PINK×PINK×PINK!!!』」を開催。同日には、1stミニアルバムの発売も決定している。他にも、今年はいろんな動きを見せていくように、その動きからは目が離せない。今年ぜひ注目したいアイドルの一人、月城アイラの魅力をここに紹介したい。

 

 

わたしには、アイドルとしての道しかないです。

 

 

──アイラさんがアイドル活動を始めてから、どのくらいになるのでしょうか。

月城アイラ:上京してから数えたら5年くらい。その前に、地元の北海道で1年半ほどアイドル活動をしていました。

──相応に経験を重ねてきましたが、楽しさはもちろん。いろいろ厳しさを覚えることも、活動をしていく中でいろいろとありました?

月城アイラ:活動をしていく中、プレッシャーを覚えることもあるように大変な面もありますけど。それ以上に、わたし自身が一番やりたいことだからとても楽しいです。

──前々からアイドル活動をやりたい気持ちが強かったんだ。

月城アイラ:そうです。音楽活動はずっとやりたいなと思っていたことでした。ただ、北海道という土地柄、積極的に音楽活動していくうえでは、やっぱし東京に出ていかないと難しいなという気持ちも正直ありました。だから、地元でアイドル活動をしながらも上京する意識は早くから持っていましたし、社会人として働くためや専門学校へ進学する形を取ってなど、その理由や名目も探していたんですけど。当時からわたしの活動を支援してくださっていた東京のプロダクションの方が「うちの事務所に入らないか」と声をかけてくださり、それをきっかけに「好きなことだけを追求しよう」と上京した経緯もあります。それが、以前所属していた事務所になります。

──アイラさん自身、アイドル活動へ夢中になっていたんですね。

月城アイラ:そうです。わたしには、アイドルとしての道しかないです。

 

 

責任感も含めての楽しさだと、わたしはソロシンガーの活動を受け止めています。

 

 

──グループ系アイドルが主流の中、何故ソロシンガーとしての道を選んだのかも気になります。

月城アイラ:自分の好きなアーティストがソロの方が多いんですよ。わたしも、そういう方々に憧れたことからソロ1本で活動を始めましたし、その道を貫いています。

──ソロでやっていくとなると、大変なことも多くないですか?

月城アイラ:そうなんです。たまに、グループさんの活動を見ながら「いいなぁ」と思うときはあります。

──アイラさんは、ソロ活動を行う楽しさやメリットをどの辺に感じています?

月城アイラ:ソロは自分が頑張れば頑張った分だけ自分に成果が返ってきます。それにグループだと、たとえ同じ方向性を向いていても自分のやりたいことを100%貫くのは難しいじゃないですか。ソロだとすべて自分で決められるようにやりやすさもあれば、やり甲斐も強く感じています。

──だけど、すべてを一人で背負うわけだから、大変じゃない?

月城アイラ:その責任感も含めての楽しさだと、わたしは受け止めています。

 

 

「誰かの光になれたら」「悲しみの中でも、元気を与えられる光となる存在であれたなら」

 

 

──アイラさん、確か1stシングルの「Just Begin Again」はクラウドファンディングで資金を調達して作ったんですよね。

月城アイラ:そうです。ちょうど半年間のお休みからの復活に合わせ、クラウドファンディングも行ったんですけど。そのときに「初めての作品を作りたい」ということで資金を調達。その時期に新たに作った2曲をシングル盤へと収録し、リリースしました。

──活動休止をしていた時期もあったんですね。

月城アイラ:半年ほどあえてお休みをしていました。事務所を卒業するとき「そのまま活動を継続していいよ」と言われてたのですが、わたし自身どうしても準備期間が欲しかったんです。

──それは、どういう準備期間を?

月城アイラ:事務所を卒業し、完全に一人で新しくスタートすることを決めた以上、これから月城アイラとして活動を行ううえでのコンセプトを決めるなど、まずは将来設計を見据えた展開をしっかり作りあげてから再スタートしたいなと思いました。それで一度活動を止め、いろんな準備をしたうえで復活しました。

──そのコンセプトが気になります。

月城アイラ:以前はロックをメインに、煽るステージングを行っていたんですけど。活動休止期間中からヴォイストレーニングを始めたことを通し、自分の生きる声質や、得意な歌のジャンルを自分でも確認できれば、そのうえで、自分の歌声を一番に活かせるキーを軸にした楽曲制作も行なうようになりました。

具体的に言うなら、月城アイラという名前が、昼間のポカポカとしたイメージではなければ、1stシングル「Just Begin Again」へ収録した曲たちでも歌っているように、「つらいことがあっても、その中で希望を見つけて頑張る」想いを、わたしは歌にして届けていきたいんです。しかも、自分の名前のアイラって、トルコ語で"月の光"という意味なんですね。「誰かの光になれたら」「悲しみの中でも、元気を与えられる光となる存在であれたなら」という想いを胸に、今は活動をしています。

──けっして、燦々と光る太陽のような存在ではないんですね。

月城アイラ:どんな人だって、生きていくうえでは「楽しい」だけではない。つらさや悲しみを覚えるときもあるじゃないですか。そういうときに、みんなが頑張るきっかけとなる光にわたしの歌が、わたし自身がなれたらいいなという想いが、月城アイラという名前には込められています。

──それは、アイラさん自身がそういう経験を重ねてきたからだ。

月城アイラ:そうですね。もちろん楽しいが軸なんですけど。ソロで活動を続けていると大変なことも多いように、そこは、これからもファンのみなさんと支えあっていきたいなと思っています。

 

 

みんなを暗闇から引っ張りだせるアイドルで居続けたいです。

 

 

──アイラさん自身を照らして欲しいと思うときもあります?

月城アイラ:あります。それこそ、自分が悩んでいるときに、ファンの方々に「アイラが頑張ることについていくよ」「今のままのアイラで頑張って」と励まされれば、身近なアイドルの先輩や仲間たちにもわたしは引っ張ってもらうことが多いように、そういうときは、わたしを支えてくださるいろんな方々の想いに気持ちを照らされています。だからこそわたし自身も、みんなを暗闇から引っ張りだせるアーティストになりたいし、そういうアイドルで居続けたいんです。

──ライブも、光を照らすような姿を見せながらやっているわけだ。

月城アイラ:そうです。歌詞には強いこだわりを持って作っています。わたし自身が書いているわけではないですが、作家の方に「こういう想いを届けたい」「この言葉を入れたい」とお願いをしたうえで、いつも作っていただいてます。

今回、ミニアルバムを制作。4月19日のワンマン公演から発売を始めようと、今、準備しているところなんですけど。その中の楽曲で、初めて作詞に挑戦しようとも思っています。それと、フリーになってからは遠征ライブが出来ていないので、ミニアルバムを掲げて、いろんな場所に遠征をしようと準備も進めています。

──今年はかなり積極的な動きになりそうだ。

月城アイラ:そうですね、活発に、いろんなことをしていこうと思っています。

 

 

テーマに合わせた出演者たちを呼ぶこともどんどんしていきたい。そういうことを出来るのが主催イベントの魅力ですから。

 

 

──昨年の12月30日に、初めての主催イベント【Moon Castle -Chapter.1-】を開催しました。

月城アイラ:初めて、主催イベントをやらせていただきました。その中で、先にも触れた生誕ワンマン公演の開催やミニアルバムの発売という大きな発表もさせてもらいました。他にも、新衣装の発表や、江口いちごさんにわたしのオリジナル楽曲である「迷宮のメルトピア」へ振りを付けていただき、そのダンスも初披露すれば、新曲もこの日初披露しました。1月30日に主催イベントの第2弾も決定しているように、主催イベントは定期的に行ないたいなと思っています。

──主催イベントをやる楽しさには、通常のイベントとは違うものがあるわけですよね。

月城アイラ:主催イベントだといろんなことを企画出来るといいますか。たとえば「コラボしたいです」という気持ちも、自分から発信することで実現することが出来ますからね。実際に初主催のときには、野木舞香ちゃんと一緒にコラボステージを行ないました。それに、イベントごとにコンセプトを決め、そのテーマに合わせセットリストを組むだけではなく、たとえば「可愛い曲ばかりを歌うイベント」にしたかったら、可愛いアイドルさんばかりを集めてみんなにも楽しんでもらいたいように、テーマに合わせた出演者たちを呼ぶこともどんどんしていきたいです。そういうことを出来るのが主催イベントの魅力だとわたしは捉えています。確かにプレッシャーもかかるんですけど、それ以上に楽しいことのほうが多いなとわたしは感じています。

──自分の欲望を全部そこへ詰め込んでしまえばいいわけだからね。

月城アイラ:そうです(笑)。自分のやりたいことを全部(笑)。

──12月30日に行った初主催のテーマは何だったのかも教えてください。

月城アイラ:月城アイラ初主催「【Moon Castle -Chapter.1-】」では、(星乃ちろる、江口いちご、コウトウマリア、藤岡まりも、あぷりこっと*、江織杏、小日向みのり、早乙女麗那、野木舞香と)"可愛いアイドル"さんたちを集めました。その中で、自分も可愛い曲ばかりを集めて歌いました。

──コラボステージって、いいですね。

月城アイラ:ソロで活動をしていると、他の人と一緒に歌う姿を見せれる機会が少ないから、そういうことを出来るのも主催イベントならではの楽しみになるなと思いました。コラボステージは、自分の主催ならではとして出来ることのように、定期的にやっていこうとも思っています。

──今後も主催イベントはコンスタントに開催していくんですよね。

月城アイラ:そのつもりです。すでに1月30日に渋谷MALCOLMを舞台に、第2回目の主催イベントも決まりました。

 

 

触れた瞬間から胸がときめく「可愛いアイドルソングを集めた作品」になりそうです。

 

 

──主催イベントはまさに、アイラさんの仲間たちが集う場になっていくわけだ。初主催イベントのときに、ワンマン公演を行うことを発表しました。それが…。

月城アイラ:4月19日(日)に渋谷RUIDO K2で行う「月城アイラ生誕ワンマンライブ『PINK×PINK×PINK!!!』」になります。この日より、ミニアルバムを発売します。

──過去にワンマン公演の経験は?

月城アイラ:発表したワンマン公演の1年前の時期頃に、生誕復活ワンマン公演という形で行ないました。なので、今回で2回目になります。

──ワンマン公演を行いたい気持ちは強くあったわけだ。

月城アイラ:ワンマン公演って特別な場じゃないですか。まさに今、そのワンマン公演へ向けていろんな準備を始めたところなんですけど。確かにワンマンを行ううえで大変なこともたくさんあります。だけど、大変なぶんだけ、それがわたしのやり甲斐になっているのも事実です。だからこそ、そこは頑張りたいです。

──しかも、生誕祭も兼ねてですからね。

月城アイラ:そうなんです。2019年に行った生誕復活ワンマン公演よりも、絶対にパワーアップした姿をワンマン公演では見せたいからこそ、今から気合いを入れて準備をしています。

──この日に、ミニアルバムを発売するんですよね。

月城アイラ:そのつもりで進めています。そこへ収録した曲たちもライブで披露出来たらなと思っていますし、他にもいろいろとてんこ盛りの内容になりそうですし、チケットも販売がスタートしました。わたしの通販サイトからも購入可能ですので、興味を持っていただけた方は、ぜひ手にしてください。

──制作はこれからとはいえ、どんなミニアルバムになりそうか、語れる範囲で良いので教えてください。

月城アイラ:ミニアルバムへは、可愛らしいアイドルソングを。触れた瞬間から胸がときめくキャッチーな楽曲ばかりを詰め込もうと作り始めたように、「可愛いアイドルソングを集めた作品」になりそうです。

 

 

今までの月城アイラでは考えられない、さらに進化した姿として嬉しいお知らせをたくさん出来るように頑張っていきたい。

 

 

──2020年はいろんな動きが生まれそうですね。

月城アイラ:そうしていきます。2020年は「定期主催公演」を行えば、4月19日には「生誕ワンマン公演」も開催します。しかも、「初めてミニアルバムをリリース」するように新曲も増えれば、初めて作詞にも挑戦します。まさに、いろんな初めてに挑戦していくのが2020年になると思います。

これからもファンの方々が予想もつかない、今までの月城アイラでは考えられない、さらに進化した姿として嬉しいお知らせをたくさん出来るように頑張っていきたいと思っています。

――楽しみが、どんどん増えそうですね。

月城アイラ:MVだって作りたいし、遠征の経験があるとは言っても、行った場所は少ないように、まだ訪れたことのない場所へどんどん足を運びたいです。とにかく、みんなが楽しいことをいっぱい企画したいし、今年は、やりたいことをたくさん形にしては、それをちょっとずつ小出しにしながらやっていきます。とくにリリース以降は、一気に勢いをつけて走ります。だから、春先以降の展開は、とくに楽しみにしていてください。

 今回をきっかけに月城アイラを知っていただいた方は、1stシングルの「Just Begin Again」を手に取ってもらい、ぜひライブ会場に遊びに来てください。通販サイトも自分で運営していますので、希望者にはサインを書いてお送りします。ぜひ、こちらも手にしてください。

 

 

 

TEXT:長澤智典

 

月城アイラ twitter
https://twitter.com/Tsukishiro_Aira

月城アイラ 通販サイト
https://aira413.thebase.in/

 

<インフォメーション>

月城アイラ生誕ワンマンライブ
『PINK×PINK×PINK!!!』
2020年4月19日(日)
場所■渋谷RUIDO K2
時間■OPEN10:30 START11:00
チケット■通常2000円+1D
特典付き5000円+1D

 

<月城アイラ主催イベント>                          

【Moon Castle -Chapter.2-】
2020年1月30日(木)
渋谷CLUB MALCOLM
月城アイラ初主催

【Moon Castle -Chapter.2-】
2020年1月30日(木)
渋谷CLUB MALCOLM
OPEN 18:00 START 18:45 予定
(18:00より前物販有り)
チケット 1500円+1Drink
出演者 月城アイラ、星乃ちろる、ごんぬ(大阪)、はぴか(徳島)、他

 

 

 

 

 

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